2012年04月20日

「抑止力」にならないミサイル防衛システム

ミサイル防衛システムがあろうがなかろうが「人工衛星」は打ち上げられる。確実なのは、血税が米国に流れるということだけ。

東京新聞:北の「衛星」打ち上げ ミサイル防衛でよいのか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012040502000105.html

 防衛省がMD導入に投じた費用は本年度で一兆円を超える。その多くを受け取った米国では安定しない迎撃ミサイルの命中精度に加え、MD防衛網を打ち破る弾道ミサイルの複数弾頭化やおとり弾頭、ミサイル連射などの対抗策に有効な手を打ち出せないでいる。そんなありさまだから、SM3とPAC3を組み合わせて本格導入したのは日本だけである。

 「PAC3で迎撃できるか」と会見で問われた片岡晴彦航空幕僚長は「飛行経路、衝突の状況によって違う」と述べるにとどまった。災害対処なら、確実な効果を上げてもらわなければ困るのだ。

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太田光征
posted by 風の人 at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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