2012年04月17日

関西テレビニュースアンカー ある原発作業員の死

転載します。

太田光征



 永岡です、関西テレビのニュースアンカーで、原発作業員の死に関して報道がありました。
 亡くなられたのは大角信勝さん(享年60歳)、原発で全国にて働いていた溶接工の方です(住んでおられるのは浜岡原発のある御前崎市)。この奥様で、タイ国籍のカニカさんが証言されました。
 福島事故の後、作業員は1日平均3000人、延べ80万人が働いています。
 大角さん、昨年5月に福島に入り、元請けの東芝から見て4次下請けのところです。が、午前6時に入り、6時50分に具合が悪くなったものの、当時福島原発に医師がおらず、作業員が心臓マッサージなどをしてJヴィレッジに運び、しかしそこにも医師がおらず、結局いわき市の病院に運び、医師の処置まで2時間40分もかかっています。そこで亡くなられました。
 ところが、東電は大角さんの死と作業の因果関係はないとして(放射線も温度も過酷な環境ではなかった)います。どころか、大角さんの葬儀にも東電は来ないどころか、電話一本なかったのです。
 カニカさん、ご主人の労災を申請しました。ところが、これも弁護士の方、本来なら東電や東芝が労災が通ると言わないといけないのにやっていないと言われました。
 そして、福島の作業環境の改善を労働側が申し入れています。原発は最近技術ではなく、30〜40年前のままの現場だと言われました。昨年5月の段階では、作業員の環境はひどいものだったと、医師の愛媛大の先生も言われました。
 そして、大角さんの労災は通りました。カニカさん、これで、大角さんのお墓をタイに作りました。大角さん、カニカさん以外に身寄りがいないのです。ところが、東電はどうして労災が通ったか、分からないのでコメントできないと言うのです!
 カニカさん、大角さんと、老後、タイで農業をする夢もあったのに、それもかなわないものとなりました。カニカさん、原発で働く人はみんな家族であると言われました。
 大角さんの後も、作業員が3人亡くなり、しかし東電は事故との因果関係を否定しています。
 原発作業員の実態は、先週のたね蒔き特番でも報じられましたが、キャスターのヤマヒロさんこと山本浩之さん、東電は腐りきっている、こんな会社を存続させていいのかとコメントされました。
 関西のテレビでは原発特集、結構やっています(今日はこの他に読売テレビで福島から京都に避難した人の話もありましたが、最後しか見られませんでした)、これをお伝えいたしました。
posted by 風の人 at 19:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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