2012年03月08日

大政党優遇の小選挙区比例代表連用制を少数政党優遇と言う:メディアの脱原発は脱差別にあらず

公明党の小選挙区比例代表連用制をめぐって、メディアはそれが少数政党に対する「優遇」であると繰り返し宣伝してきた。

私は小選挙区比例代表連用制を評価しないが、こうしたメディアのデマは放置できない。

既に指摘しているように、小選挙区比例代表連用制に変えたところで、大政党優遇に変わりはない。

小選挙区比例代表連用制
http://kaze.fm/wordpress/?p=346

2009年衆議院選挙の結果を基にシミュレーションすると、小選挙区定数300、比例区定数180の場合(現行)、小選挙区と比例区を合わせた議席数は、民主党で完全比例代表制と比べ26議席(ブロック式)あるいは15議席(全国一括式)も多くなる。小選挙区定数300、比例区定数100(民主党が主張する比例区定数80削減)の場合であれば、民主党は完全比例代表制と比べ53議席(ブロック式)あるいは50議席(全国一括式)も余分に獲得できる。

どこが優遇か。

脱原発に理解があるように思えるメディアでさえ、主権者の基幹的権利を軽んじ、差別に無頓着なデマを繰り返していることは、福島原発事故が民主主義と差別の問題であると認識できていないことを意味する。


太田光征
posted by 風の人 at 02:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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