2012年02月09日

故平井憲夫氏の講演「隠されていた真実〜ここが危ない日本の原発〜」

明日の法律家講座 第11回講師:平井憲夫さん「隠されていた真実〜ここが危ない日本の原発〜」1996年10月12日 伊藤塾東京校にて実施された「明日の法律家講座」より

故・平井憲夫氏1996年10月12日 この講演の3ヵ月後に他界。1級プラント配管技能士として原発現場で20年働きつづけ、1997年1月に他界した平井憲夫氏の原稿「原発がどんなものか知ってほしい。」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

YouTube - 1-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=0x1AQ5HRu0o

1995年270〜300件の事故。うち47件は重大事故。
東京のテレビ番組の評論家が巻町原発反対を地域エゴと批判。」
10年前から事故が絶えない。職人がいなくなった。
プレハブ・積み木工法のマニュアル(国の役人が作った)が間違っている。
阪神大震災時の高速道路転倒と原発事故の共通性はずさんさと出稼ぎ人。
原子炉に針金落下、報告しない。


YouTube - 2-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=RbzqL88ZJlA&feature=related
3大原発事故の1つ美浜原発(加圧水型)事故は日本型事故。日本の設計は立派。多重防護。現場では設計通りに造られていない。
何千本もの蒸気細管がギロチン破断、90億ベクレルを大気中に撒き散らす。
手抜き工事が日常化。厳重な検査はなく、完成したものを見るだけ。天下りが担当。悪い溶接は見せない。
年収200万以内。農業・漁業者の出稼ぎ。

YouTube - 3-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=PNXkeQb_uos
原子力工学専攻の学生いない。現場に職人いない。官僚は知っているが何もしない。
敦賀原発海域、ナマコの弾力性がなくなり切れる。
現場責任者、朝礼でウソをつくことが仕事。事故が起きたこと教えない。
定検工事での毎日の被ばくもごまかし。管理教育。マインドコントロール。絶対大丈夫。がん・白血病は大嘘と。自分もやってきた。オオムの浅原と同じこと。孫受け、通常の500倍の被ばく。
YouTube - 4-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=re9vRXLtceE
放射性ダストの取り込み。自分も何十回。本人には知らせない。会社の管理職のみ知っている。福島原発の現場から新橋本社まで行き、500倍の被ばくを受けた方に注射がいいのか薬がいいのか聞いたが、担当者は会おうとしない。通産官僚もみな逃げる。汗から放射性物質が出て下がり、証拠がなくなるのを待ったが、2、3カ月経っても下がらない。ゴミ管理の仕事をさせた。自分が情けなくなった。通産省から出向くよう言われた。ナイジェリアの技術指導に行くように。それ以前からマスコミに言ってきた。マスコミにばらされるのではないか。ナイジェリアに3年近く行って、帰ってきてもまだ300倍残っていた。辞表出し、週刊現代の講談社にリークしていたオンダ記者に、福島から大阪の阪南病院の村田医師に連れていってくれないか。全資料渡し、全費用を講談社持ち。5年後に頭を下げ、被ばくを説明。背中に斑点。起きるのがつらい。典型的放射線障害。村田医師、遅かったな。
社員には放射線管理教育する、ここには近寄るな、白血病になるという、説明をしたことの資料持っている。下請けには安全だと言ってくれ。国会の一昨年の労働委員会で問題にした。被ばく線量、電力会社は一般労働者の50分の1。同じ教育してほしい。

YouTube - 5-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=kn8O4tYZhkE
辞めて、下請け、孫受けがどのくらい被ばくで困っているか。どうにかしないといけない。労災申請、労働基準監督窓口にいっても書類受け付けない。日本で被ばくはない、と。通産省は大丈夫だと言うから、と。
1990年、原発被曝労働者救済センターを医者、弁護士、近所のボランティアで設立。マスコミが大きく取り上げ、NTTがサービスで受けるだけの電話つけてくれた。1カ月で1000人の相談。今、2000人以上が相談に。カンパで運営。医者も協力申し出、被ばくを知られたくないから、地元の医師が診察できない。神奈川から派遣する。140人を診察。
一昨年、労災認定されたのがセンター案件。白血病、がんで亡くなるのを国がやっと認めた。
フランス、日本の再処理プルトニウムで核実験。日本、プルトニウムの保有量世界最大、65トン。
アメリカでアンケート、日本は核兵器を持っているが70パーセント。

YouTube - 6-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=YSS_DJGeSL0&NR=1
65トン、長崎の6000発分。もんじゅ頓挫で使い道ない。
プルトニウムを使うために原発を作る。電気が足りないためでない。
研究者は研究したことを形にしたい。
日本が海外でソフトエネルギーの設備建設。
電気事業法で電力会社以外、電気生産していけない(注:現在はできる)。方法はあるのに。
北海道の学校、風力で暖房、夜、近所にあげればいいのに、と子供が質問。
電気事業法の一部改正。3年前、家庭生産の発電も可能に。電力会社以外も売電可能に。320社が東電管内で発電に名乗り。製鉄所などでエネルギーを捨てていた。規制緩和に手を付けない。地域独占を崩す。世界ではこの体制。アメリカ、15年前に原発の時代終わった。日本だけ原発。規制のため。水力もダムはいらない。

YouTube - 7-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=IVO0o_Bp7JU&NR=1
志賀原発訴訟の現場検証。突っ込んだ判決文を書いたが裁判長が変えられた。差し迫った事故の可能性はないという判決を出した10時間後に大事故。高裁上告。

YouTube - 8-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=rwQJFQo41UA&NR=1
差別の問題が起きている。東京の24歳の女性が手紙を救済センターにくれた。結納を交わしたが先方の両親から婚約を解消された。福井の敦賀で10数年住んだ、白血病の孫を見たくない、が理由。原発周辺では白血病の子どもが生まれる確率高い。センターの人が会ったが、一緒に泣いただけ。
先月、新潟柏崎で話した。保健婦が会場に。水頭症、白血病、知的障害の子どもが増えた。ちょうど10年になる。
石川珠洲市で小学生が作文。20数年、原発問題で子どもたちが敵対派に会うなと親から。校長が原発をテーマにした作文を禁止し、書き換えたが、子どもは発表当日、自分のを読んだ。内申書で親が脅された。
プルトニウムを隠すための原発推進。2基で160億町に。電源三法交付金5年で終わり、道路箱物に限定、その年で使い切る。維持管理できず、自治体が努力せず増設を申し出る。麻薬と一緒。土建業者が利益を得る。

YouTube - 9-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=EyuVc9gg3mE
地方テレビ局では原発問題で出演するが、全国ネットではできない。
国会議員会館でレクチャーよくする。
浜岡原発3号機の定期検査工事視察、調査団から平井さんを排除した。手抜き工事を知っているから。
柏崎原発構内は銀座より放射線低いといまだに説明。
高純度プルトニウム抽出工場を東海村で運用中。高速増殖炉でも使えない。説明ない。棄権するな、投票しろ。
市民運動やっている人、国会で取り上げさせなさい。
制度、役割、法律を変えないと日本変わらない。
菅は7年前から知っている。その時の市民運動の続きとして薬害エイズをやっている。
市民運動やっている人、国会議員にお願い、陳情だけじゃだめ。

YouTube - 10-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=cuSqoEeatag
選挙で当選させた後、(有権者が)何もやらせていない。
クリーンな議員、奥さんと子供と一緒。
荒っぽいが仕事をできる国会議員か。

YouTube - 1994 平井憲夫さん 藤沢市にて
http://www.youtube.com/watch?v=o1evEYnDNG8&NR=1
どこを閉鎖するか具体的な運動を。反対を唱えるだけでだめ。
古いから危険、新しいから安全ということはない。

浜岡一号は冷却水漏れでも運転中。

原告が素人ばかりで負ける裁判ばかり。志賀原発の運転前に現場検証、特別補佐人として自分が入る。主蒸気系、再循環系しか原告訴えていない。危ないところがあっても裁判に関係ないと。

原告の証拠写真、電力会社が用意するカメラマンが写す。裁判長が命令する。再循環系は保温材で巻いたので分からない。カメラ持ってた書記官は写していない。裁判官が自分で不具合探す。

職人がいない。プレハブを現場でつなぐ。溶接は目をやられるので30歳まで。マニュアル見て、分かっている人が辞めていくほど幼稚なマニュアル。だから職人が集まらない。自分は結婚、子ども作るのは採用しない。後継者の育成が難しい。出稼ぎなので覚える気がない。46基の維持さえ難しい。

時間があれば国会議員と会う。役人を呼ぶ。原発反対の講演も大事だが、集団で国会議員に押し掛けるのでなく、相手の言うことも聞く。意見書、署名を渡すのではダメ。腹を割って話すことが必要。ほかの人がやらないのでイラついている。自分が原発を見たことないので役人と渡り合えない。講演会は動員するだけで楽、それではダメ。話しを聞いただけでダメ。明日から何をやるか話し合うべき。信号渡れば、聞いた話し、忘れている。

原子力防災、中央では各自治体独自で作れと言っているが、能力がない。横浜市は市民と一緒に作っている。
横須賀には原潜がいつもあるが防災について考えていなかった。核燃料工場もある。
川崎市も作った。平塚市も作りつつある。
防災、逃げることを考えるが、放射性物質付けたまま逃げる。除染どうするか。
定検での事故後、救急車で病院に。車が汚染されていた。4000人の作業員を除染した。
消防庁と科技庁がけんか。核燃料輸送について警察には知らせるが、消防庁には伝えない。
核燃料の輸送後に放射性物質が残っている。夜明け一番。そこを子どもが通学する。

YouTube - 平井憲夫さん その2
http://www.youtube.com/watch?v=65WXsnwoPgE
韓国に近い原子力防災を。横須賀市が役場にヨウ素剤置いている。学校のランドセルに入れている、韓国では。
市民が管理してネットワークを。
神奈川県警、コージェネで電気代年間7000万円節約。

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太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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