2012年01月13日

保安院、ストレステストの結果を待たずに六ヶ所再処理工場の試験再開を黙認

六ヶ所再処理工場は2011年3月11日に外部電源を喪失し、その後も非常用ディーゼル発電機2機のうち1機が故障し、また4月7日の余震でも外部電源が遮断するという重大事故を起こしている。

原子力発電と核燃料サイクルからの撤退を求める意見書(日弁連)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/110715.pdf

太田光征
http://otasa.net/



◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
六ヶ所再処理工場のガラス固化試験再開に抗議を!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇

メーリングリストなどではご連絡していますが、緊急にお願いします。
抗議文の共同提出団体の締め切りは、14日(土)です。

 日本原燃は、六ヶ所再処理工場のガラス固化試験を再開しようとしています。1月4日夕刻に試験再開の準備を開始し、1月末までに再開しようとしています。
 原子力安全・保安院は、原燃の判断に任せるとして、無責任にも再開を黙認しています。再処理工場のストレステストについて指示を出しながら、報告は4月でよしとしています。

 大飯原発3・4号を筆頭に、原発の運転再開の動きが強まっていますが、なんと、その前に、再処理工場のガラス固化試験を再開するというのです。この試験再開は、再処理工場の本格運転開始のためのものです。
 福島原発事故の原因も明らかにならないうちに、特段に危険な再処理工場の試験が事実上無条件で再開されようとしています。日本原燃の社長は、年末の記者会見で「ここ青森で福島のような事故を絶対に起こしてはならない」と述べましたが、福島事故の原因も実態も解明されていません。

このような保安院と日本原燃に対し強く抗議しましょう。

★★抗議文に同意してくださる団体は、共同の提出団体になってください。
 提出団体の募集締め切り 1月14日(土)
 団体名を明記してこちらに連絡してください。 mihama@jca.apc.org
 抗議文の提出は1月16日頃を予定しています。

 抗議文は、このメールの最後につけています。
 また、こちらでも見ることができます。
 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/rrp_prtst20120110.htm
 
★1月23日からの週には、「原発さよなら署名」の提出と共に、再処理工場の試運転に反対する政府交渉を予定しています。交渉の日程などが決まり次第、ご連絡します。
「原発さよなら署名」は下記まで送ってください。
 1月22日必着
 〒162-0825 新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 AIR 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)


こちらも拡散お願いします。
●大飯原発3・4号の運転再開に反対する署名
 第二次集約:1月末です。
 ネット署名http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_1.htm
 紙版の署名用紙 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature_20111209-2.pdf

●大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!2月4日 関西びわこ集会&デモ
 2月4日は琵琶湖のほとりに結集し、運転再開反対の声をあげよう!
 案 内 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.htm
 チラシ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.pdf

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◎抗 議 文
六ヶ所再処理工場のガラス固化試験の準備開始に強く抗議する。
直ちに準備作業を停止せよ
2012年1月○日

原子力安全・保安院長  深野 弘行 様
日本原燃(株)社長   川井 吉彦 様

 今年1月4日夕刻に日本原燃は、六ヶ所再処理工場のガラス固化設備に係るアクティブ試験の準備を開始した。1月末までにはガラス固化体の製造に入るという。原子力安全・保安院はこの開始について何ら報告等を受けることさえなく、ただ黙認しているだけである。福島事故を受け、原発が次々と停止している中、特段に危険性の高い再処理工場の試験が事実上無条件で再開されようとしている。
 このような開始に強く抗議し、直ちに作業を停止するよう要求する。

 日本原燃の川井社長は昨年12月27日の定例記者会見で、「ここ青森で福島のような事故を絶対に起こしてはならない」と述べているが、肝心な「福島のような事故」の実態も原因も未だ解明されていない。このことは保安院自身が認めていることである。
 その保安院は、11月25日に日本原燃に対し、アクティブ試験に係るストレステストの実施を求めたが、日本原燃の報告書提出は4月以降になるという。それなのに保安院はどうしてアクティブ試験の再開を黙って見過ごすのか。福島事故の教訓を把握しそれを生かすより前に再処理工場を動かすことが、いまどうして許されるのだろうか。
 そればかりか、日本原燃は昨年7月22日に安全蒸気ボイラの2台同時故障を起こしている。保安院は12月22日にその原因判断と対策を妥当としたが、1月5日の原子力安全委員会では、設備全体における多重性が成り立っているか、日本原燃の体質に問題があるのではないかという強い疑問が出され、この問題はけっして解決していない。
 また、試験準備作業には、高レベル廃液濃縮缶によって高レベル廃液を濃縮し、濃縮廃液をつくる工程が含まれており、その過程は一段と危険性を高める。濃縮缶はすでに廃液漏えい事故を起こしており、その過程で濃縮缶には根本的な欠陥のあることが明らかになっている。
 
 アクティブ試験の再開は、基本的に再処理工場の本格操業を目指し準備するものである。他方、福島事故を受けて、六ヶ所再処理工場をどう位置づけるのかが大きな問題として浮上している。このようなときに、まるで福島事故などなかったかのようにして六ヶ所再処理工場を動かすのは、福島事故で多大な被害を受け、いまもなお被害に苦しむ多くの人たちを冒涜する行為である。
 直ちにアクティブ試験の準備作業を停止するよう、日本原燃と原子力安全・保安院に対し強く要求する。

2012年1月○日
提出団体

連絡先 美浜の会
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(このメールは、これまでメール・ニュースをお送りしている皆さん、美浜の会にメールをいただいた皆さんなどにお送りしています。
今後、メール・ニュースが不要の場合は、お手数ですが、ご連絡ください。)

※美浜の会に届くメール全てにお返事を出す時間がありません。ご了承ください。
 情報は美浜の会HPにアップしていますので、そちらをご覧下さい。

2012年1月12日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
       TEL 06-6367-6580  FAX 06-6367-6581
       http://www.jca.apc.org/mihama/  mihama@jca.apc.org
posted by 風の人 at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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