2011年12月09日

環境放射能データベースについて(文部科学省が気象研究所による50年以上の放射能測定を打ち切り)

改行を修正して転載します。

太田光征
http://otasa.net/

-------- Original Message --------
Subject: [CML 013590] 環境放射能データベースについて
Date: Thu, 8 Dec 2011 23:32:03 +0000


ni0615 田島です

以前、「横浜のストロンチウムについて」のスレットで、

大畑豊さんから

「環境放射能データベース」についてご教示をいただきました。

http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-November/013218.html

改めて御礼をもうしあげます。

そのご、ご教示のサイトを検討するにあたって、

朝日新聞連載「プロメテウスの罠、第3部 観測中止令」(11/7-23の15回連載)

これを読みましたところ、

放射能・放射線測定に関しては、

国土交通省管轄の気象庁といえども、文部科学省が予算配分管轄権をにぎっていて、


大畑さんご教示の、

> 気象研究所が過去、50年以上測定しています。


この国際的にも評価された測定が、3月31日をもって打ち切られた事実が詳しく報じられています。

この文部科学省による情報隠ぺい(情報の元を断つ)というよりか、研究弾圧を

ある国会議員がひそやかに問題にしたところ、

文科省の役人は、それが世間に知れるのをおそれて、

予算は7月になって一部復活しました。


しかし、いったん測定が打ち切られた結果、

微量元素の測定という職人技をもって従事していた、

契約技師は離散し、

測定は、ままならないようです。

しかも、「測定値を評価して予測モデルをつくる研究」は、

文部省の認可条件からは、除外統制されてしまったようです。


気象庁の研究者は、測定を再開しても発表の機会は与えられていないようです。


「環境放射能データベース」には、

3.11以降のデータは見つかりません。(見つかったら教えてください)

http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.top?pageSID=165038819


また、気象庁気象研究所のサイトをたずねても、

http://www.mri-jma.go.jp/

当該の、1957年からずっと続けてきたという大気中のSr降下量についての報告は見つかりません。


4月から7月までは、予算がないのでサンプル収集のみ。7月から一部予算復活したものの、

データの発表は5カ月たってもありません。


これは、原発のために学問研究が枉げられたことを世界に示した「国辱」です。

また、

文部科学省所管「環境放射能データベース」は、

データ公表のサイトと言うよりも、

データの「独占」と「遮断」に寄与するサイトだといってよいかもしれません。


この問題は、

渦中の気象研究所研究員の立場がありますから、

その去就、情報を求めなくてはなりません。


ni0615拝

安禅不必須山水

http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list/
posted by 風の人 at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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