2011年09月02日

山下俊一氏の朝日がん大賞受賞は歴史に大きな禍根を残す

朝日新聞・科学医療グループ(上田俊英エディター)御中

本日、日本対がん協会による朝日がん大賞を福島県立医科大学副学長の山下俊一氏が受賞するとのこと。抗議の意志表示をさせていただきます。

山下氏は事故直後から放射線安全論を広め、防げる被ばくも防げなくさせる上で、大きな貢献をされてきた方です。彼がそうした活動をしなければ、どれだけ多くの被災者が被ばくを免れることができたでしょう。

飯舘村 御用学者に振り回されたあげくに : 田中龍作ジャーナル
http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002384

 「(飯舘村で)今、20歳以上の人のガンのリスクはゼロです。この会場にいる人達がガンになった場合は、今回の原発事故に原因があるのではなく、日頃の不摂生だと思って下さい」、「妊婦は安全な所へ避難された方が精神的なケアを含めて考えると望ましいと思う。ここで頑張ろうという人がいてもそれはそれでいいと思う」(4月1日、飯館村)

今、福島県では健康を守るためとは言えない被ばく調査が行われています。これを仕切っているのが山下氏です。

チェルノブイリ膀胱炎は尿中6ベクレル、福島先行調査の検出限界は13ベクレル
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/223515869.html

山下氏は今後、むしろ原発事故による健康被害を拡大することに貢献したことで、大きな批判を浴びることになる対象ではないでしょうか。しかし、この健康被害も、低線量被ばくの影響がないことを前提にした健康調査によって、隠ぺいされる可能性が大です。

新聞大手の方、しかも科学編集部の方が今回の賞の選考委員を務めているということは、信じられません。

以上、お伝えします。


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 10:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック