2011年07月17日

スウェーデンの親原発と民主主義

「世界中で反原発・脱原発の声が高まる中、スウェーデンは何故このような原発依存の姿勢を取り続けるのでしょうか。そこには、徹底した情報公開と民主社会に根ざした危機管理体制の確立があります。」

興味深いですね。日本との格差がありすぎ。講演会情報をお知らせします。

太田光征
http://otasa.net/


講演会「スウェーデンの原発と危機管理について」
http://www.swedenabroad.com/CalendarView____4371.aspx?slaveid=127587&showperiod=2011-07-23


日時:平成23年7月29日(金)午後6時〜8時(5時半開場)
場所:スウェーデン大使館1階オーディトリウム
講師:スウェーデン・コンサルタント、首都大学倫理委員、田村 恵美子氏
言語:日本語
会費:スウェーデン社会研究所会員、スウェーデン語講座受講生は無料、非会員1000
円、学生500円(当日受付にて)
sweden@tkm.att.ne.jp
03-5661-6035 03-3655-1596
主催:(社)スウェーデン社会研究所

第111回スウェーデン研究講座「スウェーデンの原発と危機管理について」の御案内を申し上げます。スウェーデンは10基の原子炉を持ち、これは人口比にすると世界一で、かつ電力の約半分を原子力に依存する原発大国です。福島第一の事故のあとでもこの10基は稼動を続けることを明言しています。また、最近の世論調査でも、6割の国民が原発を支持しています。

世界中で反原発・脱原発の声が高まる中、スウェーデンは何故このような原発依存の姿勢を取り続けるのでしょうか。そこには、徹底した情報公開と民主社会に根ざした危機管理体制の確立があります。国民はその危機管理システムに信頼を置いているからでしょう。今回の演者、田村恵美子さんは長年スウェーデン大使館科学部の中心スタッフとして、原子力のみならず、医療・医薬品、介護・福祉などの幅広い分野で日本とスウェーデンの学術界・産業界を結ぶ大きな橋を架けてきました。その貴重な経験に基づいてスウェーデンにおける危機管理システムのありかたについてお話いただきます。

是非多くの方の御参加をお待ち致します。会場の都合で先着100名で締切り、満席の場合には会員優先とさせて頂きます。
posted by 風の人 at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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