2011年07月17日

低線量内部被ばくによる影響の隠蔽

アメリカでは低線量内部被ばくの影響が隠蔽されてきました。例えば、ジェイ・M・グールド、ベンジャミン・A・ゴルドマン著、肥田舜太郎、斎藤紀訳『死にいたる虚構』によれば、チェルノブイリ事故後、カリフォルニア州などで各月の新生児出生数に一律に4000や5000などの数が加えられ、乳幼児死亡率の増加が隠蔽されたのです。

チェルノブイリ原発事故もやはり隠蔽されてきた歴史のようです。

MLで紹介された情報を編集してお知らせします。

太田光征
http://otasa.net/



必読! 低線量被曝による「脳障害」「不妊」「糖尿病」などを警告するドイツ女医のインタビュー - 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/2f7dbec88afae5b028b4215c0e4f278f

子どもは三歳になるまで修復機能を備えた免疫系を持ちません。また、子どもは大人よりも細胞分裂が速いです。細胞がちょうど分裂するときに放射線を浴びると、影響が大きいのです。ですから、子どもの場合、ほんの少しの線量の被曝でも成長が妨げられてしまいます。


統計を取っている方から聞いたのですが、行政から「これくらいの数字にしてくれ」と指示されるようですね。お上の言う通りのことを書かないと報奨金がもらえない。2010年の統計には癌患者はほとんど含まれませんでした。


チェルノブイリの健康被害について私達の知らないことがたくさんあるのは、1959年にWHOとIAEAの間に結ばれた秘密の協定のためです。WHOに被曝による健康被害について何を調査し、何を発表するかはIAEAが決めているのです。そのために多くの国際学会の開催が中止になり、ロシアやベラルーシ、ウクライナの研究者の低線量被曝に関する研究は発表されませんでした。しかし、幸いにも2009年にニューヨーク科学アカデミーがこれらをまとめて発表しました。


放射能防御プロジェクト沖縄支部: 汚泥肥料沖縄県内受け入れ拒否を求める署名
http://houshanobogyookinawa.blogspot.com/2011/07/blog-post_14.html

関連して、山梨の久松重光さんらがこんな活動をされています。

測定器47台プロジェクト | 47プロジェクト
http://www.pj47.net/

政府や行政がやらないならば、市民の手でやるほかありません。
避難するよう訴えても、移住場所が確保されなければ、福島の人々は、出ようにも出られません。
北杜市では、市民の手で、直接支援しようと、「福島ー山梨つながるネット」という市民ファンドを立ち上げました。23日には、24人の人が、こちらに来ることになっています。、とはいえ、都会的な産業もなく、(そこがいいところですが)、人口4万7千人の、小さな町では、きてもらうにも限度があります。どうか全国津々浦々で、移住地のネットワークを作りたく思っています。自分の村がダメならば、
あっちの町にいってみたら、お互いに紹介しあえるような、ボランティアのネットワークができれば、
と願っています。全国のみなさんに、考えていただければ、嬉しいです。
posted by 風の人 at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般
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Weblog: 要件事実の考え方と実務
Tracked: 2011-07-23 03:29