2011年06月16日

放射能汚染から子,どもたちを守るための新署名

転送します。

太田光征
http://otasa.net/



東京の杉原浩司です。         [転送・転載歓迎/重複失礼]

本日6月15日(水)午後、東京・青山の青山ダイヤモンドホールで山下俊一(長崎大学教授・福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)の講演会があることを、OurPlanet-TVの白石草さんからの情報で知りました。前回5月20日に次いで2回目だそうです。山下教授は「年100ミリシーベルトまでは、妊婦も含めて安全」との言動を福島県内で振りまいてきた人物です。

経産省のエネルギー政策有識者会議の委員を務め、「日本は原子力の平和利用技術を放棄すべきでない」「(原子力を含む)ベストミックスを」などと原子力延命の論陣を張っている寺島実郎・日本総研理事長との顔あわせ。今回は海外メディアや大使館関係者が主な対象とのこと。巧妙な情報戦略が発動されています。

そして、主催者の「長崎・ヒバクシャ医療国際協力会」のウェブサイトを見ると、取材ハードルが前回よりも上がっているそうです。
http://www.nashim.org/jp/symposium/index2.html

白石さんによれば、「前回、取材した時は、絶対に映像の編集はしないでくださいと言われました。また5月末の読売ホールでの講演の際は急遽、プログラムを変更し、質疑をなくしたそうです」とのこと。白石さんは、「情報の一元化、海外の情報をシャットアウトせよという山下氏の情報コントロールがかなり進行している感じ」と書かれています。

福島県外で行われるこうした悪質なイベントに対する監視や抗議の働きかけも大切になっていると思います。

…………………………………………………………………………

関連して、既にご存知の方もあるかと思いますが、放射能汚染から子どもたちを守るための新署名(避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を求める)が始まっています。山下教授のリスクアドバイザー解任も求めています。
http://www.foejapan.org/infomation/news/110610.html

紙版(以下からダウンロード可能)
http://dl.dropbox.com/u/23151586/kami_kodomosyomei.pdf

オンライン署名は以下から
http://goo.gl/Hbq3Z

ちなみに、この署名運動は以下の記事で紹介されています。yahooのヘッドライン(コメント欄には否定的なものが目立ちますが)にも掲載されているので、かなり多くの人の目に留まるのではないかと思います。重要な署名です。広げていきましょう。

「福島原発のリスクを軽視している」「安全説」山下教授に解任要求署名
(J-CASTニュース、6月14日)
http://www.j-cast.com/2011/06/14098424.html?p=all

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000005-jct-soci
posted by 風の人 at 02:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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