2011年05月22日

憲法9条 守る?変える?全国投票のご報告

今回の原発震災をもたらしたのは、差別を地方に押し付ける政治、民主主義の不在です。なぜか政府・東電だけが批判の対象になり、原発推進政党である自民・民主は免責されているかのようです。

政治を変革しなければ、同じような政治災害は繰り返されます。民主主義をさらに切り崩す改憲や国会議員の定数削減にもっと目を向ける必要があります。

以下、転載します。

太田光征
http://otasa.net/



9条全国投票事務局の野田隆三郎です。重複お許しください。(転送、転載歓迎)

今年の憲法9条守る?変える?全国投票(シール投票)は4月24日から5月5日の期間、全国42箇所で実施しました。今年は東日本大震災、原発事故のため実施箇所は例年と較べると、かなり少なくなりました。

全国の投票結果は

憲法9条を 守る  6307(79%)

      変える  835(10%)

      わからない 892(11%)

合計  8034     

でした。この比率は過去5回の投票結果とほとんど変わっていません。

私たちは、9条全文を提示するだけで一切、誘導はせず、できるだけ中立公正に実施しています。呼びかけ人、各地の新聞記事等、詳細は下記のサイトをご覧ください。

http://qzelev.exblog.jp/ 

投票結果は、新聞記事を添えて、首相、衆参両院議長をはじめ、すべての国会議員に届けました。

今年の感想ですが、大震災、原発事故のためか、市民の9条への関心は例年より希薄でしたし、そのうえ9条自体を知らない人が増えていることを感じました。それで9条の全文を読み入ってから投票する人の姿を多く見受けました。

このように9条投票は9条の啓発にも役立っていると思います。

9条への関心が薄れる、あるいは知らない人が増えるということは国民投票になったときに決してプラスにはなりません。

私たちは、今年は実施箇所を減少させましたが、来年の憲法記念日にはまた例年の規模を回復して9条投票を実施したいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。
posted by 風の人 at 02:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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