2011年05月21日

子どもを守りたい〜年7ミリシーベルトの被曝で息子を失った母、語る

YouTube - 子どもを守りたい〜年7ミリシーベルトの被曝で息子を失った母、語る
http://www.youtube.com/watch?v=ZHicPbg5Luw



2011年5月2日、子どもの安全基準20ミリシーベルト問題の政府交渉の場で、突然立ち上がり、安全基準を見直すように訴える女性がいた。嶋橋美智子さん。嶋橋さんは、-1991年12月10日、浜岡原子力発電所で働く息子・伸之さんを白血病で失った。29歳だった。
 
伸之さんは、横須賀の工業高校を卒業後、中部電力の孫請け会社に就職。静岡県にある浜岡原子力発電所で働き始めた。伸之さんの仕事は、原子炉直下での燃料棒の点検作業。被-ばく量は年間約7ミリシーベルト程度だったため、安全を疑ったことはなかったという。
 
結局、8年で累積した被ばく量は50ミリシーベルあまり。27歳のときに白血病を発症し、浜松医科大学病院に入院し治療を行ったが、2年後に亡くなった。嶋橋さんは、息を-亡くして2年後労災を申請。全国に署名活動が広がり、合計40万人の署名を集め、申請から2年後に、労災認定された。
 
「子どもはこれからの人だから成長が早いです。だから発病が早いんです。」と語る嶋橋さん。浜岡原子力発電所が完全停止した今、その心境うかがった。
  
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制作:OurPlanet-TV
http://www.ourplanet-tv.org/

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太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 17:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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