2011年02月09日

エジプトの改憲問題について

東京の杉原浩司さんからCMLで教えていただいた記事をご紹介します。ムバラク辞任だけでは済まないということです。

アルジャジーラが公開している「パレスチナ・ペーパーズ」で明らかになったこととして、オマール・スレイマン副大統領がパレスチナ各派の分断とパレスチナ自治政府の大幅な譲歩を引き出すイスラエルと米国の計画で中心的な役割を果たしていたという指摘も気になります。

Egypt and the Palestinian question - Opinion - Al Jazeera English
http://english.aljazeera.net/indepth/opinion/2011/02/20112512042978473.html


太田光征



ムバラクが辞任する前にすべきこと
http://www.twitlonger.com/show/8krdi2
原文
Hossam Bahgat and Soha Abdelaty - What Mubarak must do before he resigns
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/02/04/AR2011020404123.html

太田による要旨

ムバラクが大統領職を執行できない場合、オマール・スレイマン副大統領が暫定大統領になる。ムバラクが大統領を辞任すれば、人民議会議長のFathi Sururが暫定大統領となる。スレイマンは反ムバラク派がムバラク2世とみなしており、Sururはスレイマンよりさらにひどいとされる。

憲法の規定で暫定大統領は改憲できない。従って次期大統領選挙はムバラクが2007年に導入した悪名高い制限選挙制度の下で行なわれることになる。

だからムバラクが辞任する前に、全権を副大統領に移譲する必要があり、信頼性ある候補者すべてが大統領選挙に立候補できるようにする改憲案が独立委員会によって起草されなければならない。

改憲案は議会に発議され、直ちに国民投票に付されなければならない。ムバラクは4年前にわずか2カ月で34条に及ぶ改憲を行なっており、期間が短いとするスレイマンの主張には根拠がない。

次の段階として、暫定大統領を監督するための暫定政権を指名する必要がある。独裁から民主主義へと移行させる改憲は、大統領選挙の後となる。自由で公正な議会選挙がその後に続く。


posted by 風の人 at 01:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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