読売新聞の渡邉恒雄氏が中心となって、民主党と自民党の連
立工作を画策すると見られる民主党政権の要職と自民党の実力
者たちが寿司屋に集まった。
この工作については盛んにマスコミで伝えらるのでれている
ので、人々に知られている。
私は偏屈で頑固者の立場で、一点だけ記したい。
ある意味では、渡邉氏らの動きこそ、戦後の保守政治をここ
まで持続してきた遠因である。
正義や道理に立脚しようとする「自由と民主主義」を愛する
多くの民主的なひとびとは、どうして大同団結できないのか。
故人の宮本顕治元日本共産党委員長は、「大異を残して大同に
つく」という名言?を残した。最もその宮本顕治氏ご本人が熾
烈な党内主導権をめぐるマキャベリストであったことは皮肉で
あるが。
私は、民主的な団体が高邁な理想も実現するどころか、まだ
その端緒につかない内から、内部で理論闘争めいた小競り合い
をおこない、瓦解してきたたくさんの事例を間接的に見てきた
。
なぜ保守勢力やかつての自民党は、党内派閥が四分五裂して
も、いざという時は一致団結しうるれか。それは、利益の一致
点があったからだろう。財産や金銭、富の獲得によって一致団
結する。資本主義下の政治ならば、ある意味ではなるほどとも
いえなくもない。
結論。日本の民主主義勢力は、もっと広範な統一と協同をめ
ざすべきではあるまいか。行動の一致は組織や理論の一致に先
んずる。老獪な保守勢力に対峙して、いまこの国の平和と民主
主義を擁護するための目先の問題点を克服しよわうではないか
。
それが、渡邉恒雄氏の反面教育であるまいか?!
【一般の最新記事】
- 立憲民主党:経済秘密保護法案は廃案に
- ガザ・ジェノサイド:国連総会決議377号..
- 立憲民主党御中:ガザせん滅作戦の即時停止..
- 立憲民主党御中:長射程ミサイルの容認は撤..
- Fwd: [uniting-peace:..
- 【署名】ウクライナの平和主義者ユーリー・..
- 【講演会動画】作られる台湾有事(講師:..
- 立憲民主党:軍需産業強化法案(防衛生産基..
- 小西ひろゆき議員の参院憲法審査会筆頭幹事..
- 敵基地攻撃能力=先制攻撃能力には反対を
- 経済安保法「基本方針案」のパブコメ(20..
- 【沖縄県知事選2022】玉城デニー氏のさ..
- ウクライナ危機:日本の国会とメディアは情..
- ウクライナ危機:安保構築の提案なき侵略戦..
- 市民運動の一環ないし前提としてのパソコン..
- 2022年名護市長選の重大な争点:旧消防..
- 2021年衆院選:比例区選挙における死票..
- 2021年衆院選:立憲民主党は比例区で自..
- 2021年衆院選:共・社への野党統一選挙..
- 2014年衆院選から2021年衆院選にか..