2010年11月27日

韓国・延坪島への砲撃

さとうさんのメールを転載します。

太田光征



25日に辞任した韓国防衛相の辞任理由は、時事通信によれば、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101125-00000150-jij-int
<北朝鮮軍による韓国・延坪島への砲撃事件で、責任を取ったとみられる。(時事通信)>

というのですが、北朝鮮による砲撃事件でどうして韓国の防衛相が辞める必要があるのでしょう?
(ならばロバート・ゲーツは何度も辞めねばなりません。) まったく理屈に合いません。
私たちはこのように操作された情報の中で暮らしていることがまたもよく分かります。
海外の市民のブログからやっと真相を得るような日々―新聞購読をやめるべき時かもしれません。

下記の3つの日付けに注目してください。また「ごく普通の訓練」でないことも。
戦争規模の動員に近いような、こんな大規模演習を、その昔戦争をした相手国に
毎月すぐ近くでやられたら、日本もさぞ恐いことでしょう。
さとう
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2010/11/25 A新聞第一面「降り注ぐ砲弾 住民悲鳴」より
「...韓国軍は23日、「護国訓練」と呼ばれる定例訓練の2日目に入っていた。
....毎月やっている、ごく普通の訓練だ。だがその約4時間後、北朝鮮からの
砲撃が始まった。.....だが韓国軍の訓練は予定通り進み、周辺海域に向けた
射撃が続いた。午後2時34分、突然、大延坪島の北方から砲弾が降り注いだ。」
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ブルース・ギャグノン「オーガナイジング・ノーツ」2010/11/23
―「韓国が最初に砲撃した」―
http://space4peace.blogspot.com/2010/11/south-korea-fired-first-shots.html

韓国は北朝鮮との今回の砲撃事件において最初に砲撃したことを認めた(*)。
しかしながらその砲撃は軍事訓練の一貫であり北朝鮮に向けたものではなかったと述べている。

(*http://www.youtube.com/watch?v=O33sfN00oDk&feature=player_embedded#!
11/23  モスクワRT: 
’第二次朝鮮戦争? 韓国、北朝鮮との騒乱において最初に砲撃したことを認める’)

米軍と韓国軍は7月以来、実質毎月、北朝鮮に向けた攻撃的な軍事戦争ゲームを行っている。タカ派の(ジョージ・W・ブッシュが好んだようにボマー・ジャケット<空軍爆撃手用革ジャンパー>を着た。)李大統領が率いる韓国人たちが、朝鮮半島での緊張の増大を誘発する米国人たちにより拍車をかけられているので、この事件が起こるのは時間の問題であった。

Hoguk 訓練と呼ばれるこの特異な戦争ゲームは、70,000人の韓国軍、600台のトラック車両、90機のヘリコプター、50隻の戦艦、500機の航空機を参加させた。米軍は第31海兵隊遠征隊と第7空軍をその陸と空での軍事演習に派遣している。北朝鮮指導部は、これが海軍艦隊、空軍、陸地演習を含む大規模な韓米合同演習であるという事実を引き合いに、この軍事演習を北朝鮮を攻撃するための訓練とみなしている。

李大統領はこれ以前、北との統一会談を一時停止し、米国が韓国およびアジアのこの地域中で軍事基地を拡大しつつある、まさにその時に(北への)強硬発言を加速させた。

私の心中では、韓国は米国がそうするように指示していなかったならば、決して北朝鮮領土のこのような近くに第一砲撃を行わなかっただろうということに何の疑いもない。

考えるべきもうひとつの重要な要素は、韓国のKim防衛相が最近おこなった、朝鮮半島に核兵器を「再配備」するよう米国に求めた発言である。この種の危険な話しは北朝鮮を怒らせ恐れさせたに違いない。

世界はこれ以上オバマと国防総省への幻想に苦しむべきではない。米国はグローバルな戦争を生むため海外に出かけている。今は世界からの批判だけが米軍を止めることができる。(終)

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posted by 風の人 at 18:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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