2010年11月22日

■「開く」力と「閉じる」力のせめぎ合い: マスコミ検察糾弾全国多発デモによせて


中田です。



メールをいつも送らせていただきありがとうございます。

(重複おゆるしください)



夜Twitterで、下記、昨日の大阪2つののデモについてのブログ書き込みを読んでの感想が目にとまり、

読ませてもらいました。そのブログをご紹介いたします。

20日(昨日)にマスコミ検察糾弾全国多発デモがありました。デモ当日の様子を、

中継Ust(動画)を私も見ながら、Twitterにつぶやき、まるで参加しているようで、中継を楽しませてもらいました。



(以下転送転載歓迎)



<Twitter>

●Cubalibre82

【大拡散!】【必読】素晴らしいの一言!検察・マスコミデモの本質が書かれている名コラム。

RT @hironicok: 今日の大阪の反マスコミ検察デモと尖閣デモの2つのデモは対照的で興味深いものだった。

昨日私が書いた考察をぜひご一読いただきたい。 http://bit.ly/bFfOoy



<貼り付け開始>

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[ 書に触れ、街にでよう] nico's blog

 http://bit.ly/bFfOoy

■「開く」力と「閉じる」力のせめぎ合い: マスコミ検察糾弾全国多発デモによせて

Posted on November 19, 2010 by nico

緊急メッセージ!沖縄の方々へ届いてほしい!団結して伊波氏を勝利に導こう!
菅首相へのアドバイス:前原外相を更迭し、内閣大幅改造せよ
全国同時多発デモ情報(日本語版)はこちら





いよいよ明日から偏向マスコミ・検察糾弾全国デモが大阪御堂筋デモを皮切りに全国5都市で開催される。今日本では「開く」力と「閉じる」力がせめぎ合っている状況だ。明日大阪ではマスコミ検察糾弾デモとは別に、尖閣問題糾弾デモというデモも行われる。2つのデモは争点も異なり現状では対立するものではないが、その背景を見れば、「開く」方向性を持った市民の手作りデモと、「閉じる」方向性をもった団体の動員デモで対照的であり、今の日本の状況を象徴しているようで興味深い。



昨年の総選挙で民主党は圧勝し、鳩山政権が誕生したが、これは「開く」力の後押しによるものだった。鳩山政権は従来の閉ざされた政治システムのコアをこじ開けようとしたものの、マスコミを軸とした対米従属派の「閉じる」力の激しい巻き返しに遭って倒された。小沢氏へのマスコミ・検察・自民党による執拗な弾圧はこの観点で見ないと理解できない。その後菅氏が首相となり、「閉じる」勢力が政権を奪還した状況である。総選挙時のマニフェストとは性質を大きく異にした政策が推し進められつつある。故丸山真男は幕末から明治への「鎖国」から「開国」の過程、軍国ファシズムという「閉じた」体制に向かう過程、そして敗戦による「開国」を政治思想史の分野で見事に分析しているが、この国は再び「閉じる」ベクトルに舵を切っていると思われる。



日本は「近代」というものを十分に消化吸収できないままに80年代よりポストモダンに突入したため、ポストモダンというある意味平和であるがふざけた時代の弊害が非常に大きいのではないだろうかと思う(無論厳密にはポストモダンの思想とポストモダニズムというべき風潮とは分ける必要があるが)。思考をするための基盤が脆弱となってきており、人文知や言説といったものが絶滅の危機にあると思う。



マスコミがこの傾向を推し進めたのは間違いないだろう。今や新聞の社説や論説委員なる人々の書いたものの多くは、知性を放棄した絶叫のようではっきり (つづき↓)

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posted by 風の人 at 02:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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