2010年11月15日

11/20 (土)「あらあじめ裏切られた民主主義〜供託金違憲訴訟から見る選挙のカラクリ〜」

■あらあじめ裏切られた民主主義
〜供託金違憲訴訟から見る選挙のカラクリ〜

治安維持法&選挙供託金制度&普通選挙法が同時に導入された
ことが、日本の議 会制民主主義の悲劇の始まりだった・・・。
講師  臼田敦伸(第二次選挙供託金違憲訴訟原告)
    http://nipponkoku.jp/index.html

日時  11月20日 (土)13:30開場 14:00開 始 16:30ごろ終了

場所  千駄ヶ谷区民会館1階第1会議室  渋谷区神宮前 1-1-10 (03-3402-7854)
交通  JR 原宿駅 徒歩10分 
     地下鉄千代田線 明治神宮前駅 徒歩8分
地図http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_sendagaya.html
    
資料代 500円(会員無料)

主催・問い合わせ先 草の実アカデミー
tel03-3916-2664(火・木・土日祝) E−mail kusanomi@notnet.jp

国政選挙に立候補するためには、比例区600万 円・選挙区300万円を供託金として出さないと立候補すらできず、一定の票に達しなければ没収されます。おまけに、国会に議席をもたない政治団体から比例区から候補者を出すには、10人 (参院、政党なら1人でもOK)の立候補者を立てなければなりません。そうすると膨大な供託金が必要だし、人的資源もより多く求められます。
つまり貧乏人は最初から国会から排除 され、金持ちの代理人ばかりで議会が構成されることになります。その結果、国権の最高機関たる国会は多くの間違いを犯してきました。
加えて投票数と議席数が大幅にずれて 民意を無視する小選挙区制、さらには議員定数削減によって、貧乏人(無産者)排除は決定的となります。
 
ここでのポイントは、世の中の多数派 は貧乏人(あるいは庶民)にも関わらず、世の中の少数派である金持ちとその代理人が国会の多数派になっていることです。衆議院と参議院の 多数派が違うと騒ぐことより、これこそが「本当のねじれだ。
この反民主主義と不公正に対し、裁判 に訴えたのが臼田敦伸さんです。供託金は憲法違反だと訴えたのです。この裁判を中心に日本の議会制のカラクリを追求しようではありません か。
そもそも、議会制民主主義と政党政治 のはじまりといわれる男子普通選挙法は、無産政党などを弾圧する治安維持法と選挙供託金制度の導入とセットで1925年に成立しました。
自由で公正な選挙(完全普通選挙)を 実施した場合の結果を、あらかじめ予想して導入した3点セットだったわけです。権力は私たちを最初から騙していたのだ。
 
そして2010年の現在に至るまで普通選挙(すべての国民が選挙権・被選挙権=立補権、をもつ)は実現されていません。今こそ、完全自由選挙、完全普通選挙をめざし、 第三次護憲運動をおこしましょう。
                                 (林 克明)           
※護憲運動⇒憲政擁護運動
以上 「草の実アカデミー」ブログより
http://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/1120-af95.html


■講演者 選挙供託金違憲訴訟の裁判に集まろう!!

 11月16日(火)午前11時30分
 東京高裁民事第十四部824号法廷

 地下鉄霞が関A1出 口から地上にでてすぐ裁判所。入口から入りセキュリティチェックを受けて中に入る。そしてエレベーターで8階へ。
「824」と書いた法廷を探してください。開始時刻少 し前に傍聴席にはいってください。
posted by 風の人 at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック