2010年09月20日

大至急署名を!:アーフィア・シディキ博士を即時帰国させよ

寺尾さんのメールを転載します。ぜひ署名をお願いします。

書名欄の「Area Code*and phone」は、例えば「風」の電話番号047-360-1470なら、81473601470としてください。

太田光征



寺尾です。

重複して受信された方には大変申し訳ありません。御手数をお掛けしますが削除してくださることでお許しください。

転送・転載歓迎。

一両日の対応が求められています。

アメリカで裁判にかけられている認知神経科学者であるパキスタン籍の女性アーフィア・シジキ博士(Dr. Aafia Siddiqui、1972年生まれ)の帰国釈放を要請する国際署名を、国際行動センター(IAC、Internatiional ActionCenter、アメリカのラムゼー・クラーク元司法長官が設立した運動体)が呼び掛けています。

判決公判が9月23日午前9時にマンハッタンの連邦裁判所であるので、それに間に合うように、至急、とのことです。彼女の姉、ファウジア・シディキ博士は、米国の法律によると米国の裁判所で裁判を受けている外国人は、判決以前に当該国の政府の要請があれば帰国させられることができ、これまでにそのようなケースが19例あると言います。

署名サイトのURL:http://www.iacenter.org/SiddiquiPetition

以下、Wikipediaによる事件の概要、IACからの要請書による事件の背景を記し、署名が求められている手紙の翻訳、最後に署名サイトでの署名の方法を書きます。

1.事件の概要11.19関連のテロリスト狩りが行われていますが、パキスタンも例外でなく、消され行方不明となる事例が頻発しています。アーフィア・シジキ博士も犠牲者の一人。Wikipediaによると2003年3月に幼い子ども3人と共に行方不明となる。FBIにより逃亡アルカイダとして指名手配された。2008年7月自爆犯の容疑でアフガン国家警察に逮捕される。警察署で米人の尋問官のライフルを手にし発砲し始めた、として撃たれ重傷を負う。医療手当を受けアメリカに移送された。2010年9月23日にマンハッタン連邦地方裁判所で判決を受けるが、訴追されているのは射撃についてだけで、テロ攻撃に関しては一切問われていないと言う。支援者や国際人権諸団体によると、シジキ博士は不法に逮捕され5年もの間パキスタンの情報当局に尋問された。家族は彼女はアメリカの情報機関に拉致され拷問を受けたと言っているが、米パキスタン両政府はそれを否定している。(以上Wikipediaから)

2.IACによる事件の背景説明署名を呼び掛けているIACは事件の背景を以下のように書いています。

------------------------------------

シディキ博士は2003年3月パキスタンのカラチで3人の子どもも一緒に行方知れずとなった。同月31日、パキスタンのメディアはシディキ博士が逮捕され米当局に引き渡された、と報じた。

5年間秘密裏に拘束された後、不思議なことに彼女はアフガニスタンのガズニ(Ghazni)の路上に現れたが、即座に再逮捕され、撃たれて死にかけた。緊急措置を受けたのちアメリカに連行され、ほぼ2年間独房にいれられ、今ニューヨーク市の連邦裁判所で裁判にかけられている。

政府の訴追理由は馬鹿げたものだ。シギディ博士は5年間の行方不明のあと2008年7月に逮捕されたと思われる。米政府によると逮捕後、米軍要員が尋問し始めるとシギディが米兵のM4銃をつかみ発砲し、取り押さえられる際に彼女が撃たれた。

20人から30人が入っていた小部屋でシディキが発砲したとされる銃弾が只の一人にさえあたらず、壁や床にもあたらず、残留物や指紋ものこしていないなどの問題に、なにも答えていない。目撃者の証言は自分の以前の証言や他の商人の証言と矛盾することもしばしば。検察官は裁判官に科学や疑うべくもない事実を無視し米特殊部隊の兵士とFBI捜査官の矛盾だらけの証言を信ぜよと強く求めた。

重傷を負いご容赦をと訴えているのに裁判官は日常的に虐待的で苦痛を伴う裸にしての所持品検査を課した。かつて無かった安全対策によって、裁判官は公判を閉じようとしたり、どんな支援も受けさせないようにした。最も重要なのは、公判を通してアーフィア・シディキは弁護士を拒み、自分が選んだ弁護士を自分の代理人としない、と明確にしたことだ。

シディキ博士の行方不明となった息子アーメドは2008年に叔母と再会した。二番目の娘マリュームは7年間行方不明ののち、2010年4月にカラチの叔母の家の近くで降ろされた。三番目の子どもスレマンは今7歳になると思われるが、まだ行方不明で、死んでいないか危惧されている。

この38歳の母親、いまでは「パキスタンの娘」と言われている彼女を返せと要求する大規模なデモが、パキスタンの主要都市で行われている。

----------------------------

更に詳しくは、http://www.freeaafia.org/http://www.justiceforaafia.org/をご覧下さい。

3.署名が求められている手紙の翻訳(原文は署名サイトに)送り先:バラク・オバマ大統領、ヒラリー・クリントン国務長官、ジョゼフ・バイデン副大統領、エリック・ホルダー司法長官、ジョン・ケリー上院議員(アメリカ上院外交委員会議長)、米議会指導者、アシフ・アリ・ザルダリパキスタン大統領、サイエド・ユザフ・ギラニパキスタン首相、レーマン・マリクパキスタン内務大臣、マクドゥーム・シャー・マームード・クレシパキスタン外務大臣カーボン・コピー送り先:バン・キ-ムン(国際連合事務総長)、国連人権高等弁務官、国連難民高等弁務官、そしてパキスタンと米国のマスコミ記者

以下、手紙:

バラク・オバマ大統領、アシフ・アリ・ザルダリ大統領、そしてサイエド・ユザフ・ギラニ首相殿:

マンハッタン連邦地方裁判所でのアーフィア・シディキ博士への判決が迫ってきた今、アーフィア・シディキ博士を緊急に出生国であるパキスタンに帰国させることを、私は貴職に強く要求します。この事件の全ての事実と状況によれば、シディキ博士をパキスタンへ帰国させることは人権にとって好ましいばかりでなく、人道的見地から当然のことでもあります。

ラマダン月のあいだのこのようなわかりやすい思いやり深い行いはことのほか意義深いものがあります。

シッディキ博士が2003年3月に自分の幼い三人の子どもと共にパキスタンから拉致されたという信頼できる情報が沢山存在します。シッディキ博士は拉致犯たちは自分を5年に渡り次つぎに異なる秘密監獄に閉じ込め、その間様ざまなやり方で虐待され拷問を受けたと申し立てています。一番下の男の子、スレマンは今に至るも行方がわからないままです。、

アーフィア・シディキ博士はパキスタン国民です。米国領土で犯罪を犯したとして起訴されたこともなく、米国国民でもありません。米国に引き渡されるべきではありませんでした。

アーフィア・シディキ博士はテロで訴追されたことも、どんな所でも誰にも障害を加えたり損害を与えたりして訴えられたことはありません。恐ろしい命に関わる障害を受けた犠牲者です。

パキスタンでは消されて行方不明となった人たちの窮状が、国全体の強い痛みをもたらしています。今回の思いやりある行動から始めて、この重大な問題に取り組みましょう。

少なくともシディキ博士が重篤な肉体的そして精神的トラウマを患っている今回の事件の状況に照らして、私たちはシディキ博士を人道的見地に立ってパキスタンに帰国させるためにあらゆる合法的な権力を行使するよう、貴職に求めるものです。

敬具

4.署名の方法署名サイトを開く。http://www.iacenter.org/SiddiquiPetition

Step 1: Enter your contact/signature information:ステップ1:貴方の連絡先/署名の情報を記入(半角ローマ字で)

Honorific (敬称 Mr.、Ms.などを選択 First Name* (名)Last Name* (姓)Address* (住所、町名と番地)Address 2 (住宅名、部屋番号等、書かなくてもよい)City* (市名)State/Region* (州/地区 一番下の「Other」を選択)

Zip* (郵便番号、日本式でよい)Country* (国名、「Japan」などを選択)

右に行って

Area Code*and phone  (東京なら 813ABCDefghのように。ちいき番号と   81は日本の国番号、電話番号   地域番号の頭の0は消す)
 Email* (電子メールアドレス)Organization (所属組織団体名)Title (肩書き、称号など)

Please list my name as a signer:署名者として私の声明をリストに入れてください(署名者個人としての署名であれば右の小さな箱にチェックを入れる。

Please list my organization as a signer: 署名者として私の所属団体をリストに入れてください(所属団体としての署名であれば右の小さな箱にチェックを入れる。

I want to volunteer to help: ボランティアとして助けたい(以下、無視)Sign me up for local organizing updates and anti-warand social justice action alerts fromaction.news@organizerweb.com (low volume)action.news@organizerweb.com (重くない)から地域の団体の最新情報や、反戦社会正義のための行動要請を受ける(頭の小さい箱の中のチェックを外すか、受け取りたければ、チェックを残す)

Sign me up for updates through the mail.最新情報のメールニュースをうけとる。(受け取りたければ、頭の小さい箱にチェックを入れる。

Comment: コメント

*=required field (「*」のついた項目は必ず記入選択!!)

下の「submit(送信)」ボタンをクリックする。

Step 2: Read and Edit the Message:ステップ2:手紙を読み、自分流に書き換える:

手紙の下Your signature will be added from the informationyou provided in Step 1.
ステップ1で記入した情報から貴方の署名が手紙に付けられます。

If you live outside the U.S., please add(from: your country) at the bottom of the text above
もし米国以外にお住まいでしたら、(from:貴方の居住国)と手紙の一番下に書き込んでください。(手紙をスクロールダウンして、「Sincerely,」の下に「Fron: Japan」のように打ち込む。

「Send My Message」ボタンをクリック。

以上で終わりです。どうも有難うございました。
posted by 風の人 at 09:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。