2010年08月28日

完全比例代表制であれば旧野党は過半数を維持できた――2010参院選結果分析(3)

2010参院選結果分析の3回目です。

2010参院選――結果分析
http://kaze.fm/wordpress/?p=309

全国一区の完全比例代表制であれば、自民はたったの30議席、民主は4減の40議席となり、2007参院選で同様に計算してみると、民主・共産・社民・国民・新日の旧野党でちょうど過半数の122議席を維持できました。

2007参院選では旧野党系の無所属候補がかなり当選しました。中選挙区比例代表併用制のように、無所属候補を当選させた上で、総定数の残りに比例代表制を適用して政党に議席を配分する方式で計算してみると、やはり旧野党系が123議席となり、過半数を維持できたことになります。


太田光征

定量的な国会定数論――国会議員数は増やすべき
http://kaze.fm/wordpress/?p=310


以下、賛同募集中の声明・アピールです。

共同声明「国会議員の定数削減に抗議する」
http://kaze.fm/wordpress/?p=276
声明「小選挙区と二大政党制に批判を」 http://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-5344.html
緊急共同アピール「国会議員の比例定数削減は民意を無視する民主主義の破壊です」
http://www.annie.ne.jp/~kenpou/seimei/seimei135.html
posted by 風の人 at 21:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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