2010年08月26日

9/17 第2回 知りたいわ比例代表 お誘い と 前回のご報告

皆様



長文を失礼します。



鎌倉をエコシフトしよう!とできた「知りたいわ政治カフェ」(仮)。
http://kamawa.net/2010/07/maekitanotes/



次回は、選挙カフェと名前あらたまり、「知りたいわ比例代表」をテーマに話します。
目下、比例代表について、勉強中です。
わかりやすく、ご説明できればと思います。


お勉強のおかげで、
人気の著書、三井マリ子『ノルウェーを変えた髭のノラ』も読めました。



●●●●ご案内●●●●

日時 : 2010/09/17(金)   18:00 - 21:00

場所 : 鎌倉市 第一小学校 開放施設 の 多目的室2(45人)

内容 : 各国の比例代表についての発表 

     バークレイ市のDVD(予定) 

     上映後、おしゃべり、前回みたいなワールドカフェ。

参加費: 無料(カンパ感謝です)


※夕食、飲み物は、各自でお願いします。
※参加の有無を、事前に豊田まで簡単に連絡いただけるとありがたいです。

とよだ よしのぶ (豊田 義信)





●●●●ご報告●●●●

8/13(金)、ソンベカフェでの第一回「知りたいわ 政治カフェ」
の報告をさせていただきます。



参加者は15人くらい。


児童施設の職員さんや近隣の市議さん、いろんな市民が集いました。



ソンベカフェで、ぎゅうぎゅう、わいわいと盛り上がりました。




まず、3分くらいずつ、
自己紹介と「2010年参院選の感想」を語り合いました。





千葉の柏からお越しくださった田口房雄さん。




田口さんから、北欧の比例代表制の選挙制度、
女性の役員・議席わりあて(クォータ)制度など、
30分ほど、詳しくお話を聞きました。



田口さんが強調したい
「世直しのための3つのポイント」。

1.自治体議会も、国会も、比例代表制に。

2.女性枠を割り当てるクォータ制の導入を。

3.自治体議会を、1元代表性に。



3番目については、元犬山市長の文章をご参照ください。






皆でお話を聞いて、休憩。





休憩中、三浦から無農薬・無化学肥料でお野菜を育てている
「たかいく農園」さんのお野菜を買ったり。



休憩後は、分かち合いのための、ワールドカフェ(説明は下記)。


15人くらいいたので、2チームに分かれ。



それぞれ、しりたいこと、知らせたいこと、
しゃべりたいことを喋りました。



前半:15分で区切って、
チームを混ぜて、
後半:15分、またおしゃべり。


最後に、全体でシェアリング、報告会。




●Aチーム●
話したいこと

・国会議員の定数削減のこと。

・メディアの選挙で左右されるのが、気になる。

・どうやったら政治に関心をもてるか。


田口さん

・米国バークレイ市は、政党が委員会の委員を市民から選ぶことができる。

 バークレイ市は、42の委員会がある。

 市民が気軽に意見が言える。


・バークレイ市は、市議会の議員の代表が行政をまとめる市長職となる。
 
 選挙で選ばれる市長がいないので、一元代表制。





●Bチーム●


・選挙は誰が誰に入れたかわからないから、むずかしいと感じる。
 市民と議員の間に、断絶間を感じる。


・ギリシア時代に、いろいろしがらみもあるから、
 秘密投票で行こうということになった。


・低い投票率はどうしてだろう?

 みんなが関心持っていられるような状態をつくることが大切。


・政治への期待、夢を持てるよう議員側からも伝えたい。




・北欧の高い投票率は、高い税率で「投票に行きたくなる」
 社会の仕組みがあると思う。



・北欧では、小さなころから、学校で政治教育がある。



・日本では古代から歴史を教え、近代史をしっかり学ばない。
 他国では、その逆で、近代史からしっかり教えている。



・1970年に、60年代の安保闘争を受けて、
 政府、文部省が、全国の高校に通達を出した。
 「高校生は政治集会に参加してはいけない」
 それから、政治教育がタブーになった。
 


・それに、選挙の難しさ、代議制のわからなさがあったり、
 民意が反映しにくい選挙制度があって、関心がもてなくなったり、
 政治への信頼がなかったり、あきらめがあるのでは。



・みんなが投票した投票率に応じて、議席を配分する比例代表制。

 比例代表制が、わかりやすい。

 そのわかりやすさが、選挙の関心につながると思う。



・北欧の学校では、政治教育は、政党教育。

 選挙に出る政党の、実際の政策をしっかり教えて、議論するらしい。


●前半を終えて、シャッフル後のAチーム●

・北欧では、被選挙権が18歳。18歳から選挙に出られる。

 学校で模擬投票をしている。若いうちから意識が高まる。


・選挙前に、実際の候補者に学校へ来てもらって、
 生徒がいろんな質問をする集会をする。そのあと、模擬投票。

 模擬投票の結果が全国に放映され、実際の選挙に影響がある。





・ノルウェーの政党助成金は、比例代表の配分に応じて、支給される。
 日本の政党助成金は世界一高い。
 自分が応援していない政党に、自分の税金が行くことになる。

 他国に比べ、議員の数は、少ない。


・議員数を減らすのではなく、議会にかける費用をへらしたい。

 北欧は、1回の会議5千円くらいの支給のボランティア議員。



・北欧では、若い女性も議員になりやすい。
 出産だったり、旅に出たりしても、同じ政党の臨時議員が議員になる。



・実際に選挙制度を変えるにはどうしたらよいのだろう?


・公職選挙法と地方自治法を変える必要がある。



・比例代表制に肯定的な正当に投票する。
 
 具体的には、社民党、共産党、みどりのみらい。


・自民党、民主党は、この選挙制度で得票率以上に議席をとっている。


・二択じゃなく、少数の意見を反映させたい。





・比例代表制推進協会をつくったらどうか。


 ↓

・まずは、次回、「知りたいわ 比例代表」をテーマに学ぼう。


 区分けとか、どういう比例代表制があるのか、知りたい。





 
●前半を終えて、シャッフル後のBチーム●


・鎌倉では、「開かれた議会」といいながら、
 市民の声はあまり聞かれていないのが実態。


 「いちいち聞いていられない」というのが、
 多数の議員の本音らしい。


 話題が細分化・専門化され、勉強していないと提案できない。



・日本では、議員を名誉職と考えているのではないか。



・北欧では、議員はボランティアで、議会は夜間に開催。
 市民が参加し易い。


・議員定数削減ではなく、議会に投入する費用を減らせば良い。

 そのためには、バークレイ方式や北欧式の
 議会・選挙制度を取り入れればよいのでは?



・バークレイ市は、市議会での民意の吸い上げが凄い。

 市民が言いたいことを言える。


・8人の市議会議員それぞれが、42員のボランティア市民委員を選ぶ。

 → バークレイ市のDVDを見ることに。

●ビデオ「バークレー 市民がつくる町」
2002年9月制作・35分  発売/マブイ・シネコープ 撮影編集/ビデオプレス 
http://vpress.la.coocan.jp/berkeley.html



●●●●以上です●●●●



感謝です



豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言51周年(1958日本初)●
●あんぽ10条の会、やりましょう。平和条約でいこ●
posted by 風の人 at 09:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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