2010年05月25日

韓国哨戒艦「天安」の沈没事故と米原潜

3月26日に起こった韓国哨戒艦「天安」の沈没事故で米原潜を原因とする見方があります。具体的には天安と米原潜「コロンビア」が同士討ちして、コロンビア自身も沈没したのではないか、というのです。

韓国軍艦「天安」沈没の深層
2010年5月7日 田中 宇
http://tanakanews.com/100507korea.htm

しかし、琉球新報は事故後の4月5日、コロンビアが4月3日にうるま市勝連のホワイトビーチ沖に停泊していた報じています。似た名前の原潜「コロンブス」は同ビーチに5日、入港したとのことです。

琉球新報 2010年4月5日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-160415-storytopic-3.html

米海軍サイトも5月3日付けのリリースでコロンビアが真珠湾基地に帰還したと記しています。

USS Columbia Returns to Pearl Harbor
Release Date: 05/03/2010
http://www.csp.navy.mil/releases/release_10022.shtml

ただコロンビア帰還のニュースについては、その艦体番号の表記でおかしな経緯があります。5月4日付けのニュースでは、「USS COLUMBIA (SSN 762)」とコロンビアにコロンブスの艦体番号が付されているのです。

コロンビアとコロンブスは海軍の艦船登録サイトにそれぞれ1隻ずつ掲載されているので、別物であることは確かでしょう。


Official Inventory of US Naval Ships and Service Craft
Active Vessels
http://www.nvr.navy.mil/quick/active.htm#nameC

USS COLUMBUS, http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/SSN762.htm
USS COLUMBUS (SSN 762)

USS COLUMBIA, http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/SSN771.htm
USS COLUMBIA (SSN 771)


この5月4日付けニュースは5月25日0時40分現在、Google検索でヒットしますが、リンク先が見つからずエラー表示が出ます。キャッシュも見つかりませんでした。

USS Columbia Returns to Pearl Harbor
Los Angeles-class fast-attack nuclear powered submarine USS Columbia (SSN 762) returned to Joint Base Pearl ... PEARL HARBOR (NNS) -- Los Angeles-class fast-attack nuclear powered submarine USS Columbia (SSN 762) returned to Joint Base ...

cache:BuUd-TFaZjMJ:https://navcms.news.navy.mil/search/display.asp?story_id=53074 "USS COLUMBIA (SSN 762)"

約1日前の検索では、下記のような別のセキュリティー表示が現れていました。


「接続の安全性を確認できません

navcms.news.navy.mil
に安全に接続するように求められましたが、接続の安全性が確認できませんでした。

安全に接続する場合は通常、あなたが適切な相手と通信することを確認できるように、信頼できる証明書を提供してきます。しかし、このサイトの証明書は信頼性を検証できません。」


5月3日付けのリリースも一定期間、「USS COLUMBIA (SSN 762)」と表記されていたようです。韓国のサイトにスクリーンショットが掲載されています。

http://engjjang.egloos.com/10478072

韓国のKBSテレビは4月7日、沈没した米原潜に関連すると思われる「動画」を放映したそうなのですが、「報道」が事実ではないと韓国当局から告訴されたため、問題の「動画」を公開停止にしているとのことです。(上記田中氏の記事)

KBS NEWS
http://news.kbs.co.kr/tvnews/news9/2010/04/07/2076673.html

天安沈没と米原潜の関係については情報が不足していて現段階では判断できません。


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 01:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック