2010年05月02日

ヨルダン渓谷での緊急事態

役重さんからのメールを転載します。イスラエル国防相には番号001 010 +972 3 691 6940でファクスを送ることができました。

太田光征
http://otasa.net/

Stop the illegal settlement activities

His Excellency Ehud Barak
Deputy Prime Minister and Minister of Defence
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel


Dear Minister:

I am writing to express my deep concern about the recent illegal actions of the Maskiot settlers and your military support for them, and ask you to stop any violence against Palestinians in the northern Jordan Valley and other areas.

Thank you very much for your attention to this important matter.

Sincerely yours,

Mitsumasa Ohta

-------- Original Message --------

役重です。
以下、転送・転載、それと関係機関へのemail・ファックスを
よろしくお願いします。
最新情報は、以下のサイトにアップされていくかと思います。
http://www.jordanvalleysolidarity.org/
日本語では以下のサイトで、できる限りフォローしていきます。
http://jvsj.wordpress.com/

【転送・転載歓迎】

日本が「平和と繁栄の回廊」にすると宣伝し続け、イスラエル
の協力の下で開発プロジェクトを続けているパレスチナ西岸
地区のヨルダン渓谷地域で、パレスチナ人の村が今まさに
消されようとしています。

この新たな民族浄化の動きは、同地域で20年以上振りに
新たに建設されているマスキオット入植地の極右入植者と
イスラエル軍・警察が共同で行っているものです。

ネタニヤフ首相はこの3月にも、いかなる「和平」においても
同地域を「手放さない」ことを明言しており、今回の動きは、
ヨルダン渓谷の併合・「ユダヤ化」の既成事実化を狙った
ものだと考えられます。

関係当局に、マリーハ村のパレスチナ人に対する軍民一体
の暴力を直ちに停止するよう、働きかけてください。

●――――――――――――――――――――――――●

★暴力にさらされるマリーハ村に対する緊急支援の呼びかけ

マスキオット入植地によるパレスチナ人追放を止めて!


2010年4月29日、パレスチナ西岸地区ヨルダン渓谷

http://jvsj.wordpress.com/
(原文)http://www.jordanvalleysolidarity.org/

●――――――――――――――――――――――――●


この3週間、ヨルダン渓谷北部のパレスチナ人は、嫌が
らせや脅迫の組織的暴力にさらされ続けています。マス
キオットのイスラエル人入植者達がパレスチナ人の村々
からさらに土地を盗もうとしており、イスラエル軍や警
察から支援を受けていることは明白になりつつあります。

4月11日、バルダラ村では水の供給が止められ、農民達
は作物に灌漑することができなくされました。

4月12日には、イスラエル占領当局は、アイン・アル・
マリーハ村を軍事閉鎖地区と宣言し、農民や羊飼いが自
分の土地に立ち入ることを禁じました。

脅迫行為は4月15日にも続きました。イスラエル占領当
局は、キルベト・アル・ファリシーヤ村を急襲し、農民
が所有する4つの揚水ポンプを差し押さえました。

4月25日、事態はさらに深刻になりました。マスキオッ
ト入植地の武装入植者がイスラエル軍と警察の支援の下、
パレスチナ人のベドウィンの村、アル・マリーハの入り
口からたったの10メートルしか離れていないところにテ
ントを建て、ベドウィン達に立ち去るように命じたので
す。

この4日間、ベドウィン・コミュニティは、所有財産の
窃盗を含め、暴力や嫌がらせ、脅迫を継続的に受けてき
ましたが、自分達の家から立ち去ることを拒否し続けて
います。

4月29日の早朝、イスラエル軍は入植者達の暴力と窃盗
に対し、報酬を与えました。軍は、その地域を軍事閉鎖
地区であると宣言し、ベドウィンの家族を強制的に家か
ら立ち退かせたのです。

その2、3時間後、近くのパレスチナ人の村で二人の幼
いパレスチナ人の子供がイスラエル軍のジープによって
ひき殺されました。このことは、その前にアル・マリー
ハ村で起きた出来事とつながっていると地域の人々は信
じています。そのジープは、地域一帯を巡回し続けてお
り、村の人々を威圧していました。そして、子供達が遊
んでいたトラクターの周りを周回した後、彼らをひき殺
したのです。

現在、この地域の状況はきわめて深刻です。村の人々は
次に何が起こるか、心配しています。彼らは、過去2週
間、支援要請の声を挙げ続けています。彼らは、次の攻
撃があったとき、迅速な支援が得られることを望んでい
ます。

現地に滞在するブライトン・トゥバス友好連帯グループ
のテレジアは次のように訴えています。

「脅威にさらされているこの村に、より多くの外国人活
動家が来て支援することが何よりも必要です。入植者達
が他の地域でも同様の戦術を使い出す危険があります。
外国人活動家がヨルダン渓谷の人々に対して迅速な支援
を行うことがとても重要です」


●私達に何ができるか?

関係当局にメールやファックスを送ってください。

(例文)
I am so concerned about the ongoing illegal actions
of the Maskiot settlers, and demand that the Bedouin
community should be allowed to stay free from
violence and intimidation.


エフード・バラク副首相兼国防相
Ehud Barak
Deputy Prime Minister and Minister of Defence

Fax: +972 3 691 6940 / +972 3 696 2757 / +972 3 691 7915
email: minister@mod.gov.il / ehudb@knesset.gov.il

アヴィハイ・マンデルブリット司令官
Brigadier General Avihai Mandelblit

Fax: +972-3-569-4526 / +972-3-608-0366
E-mail: avimn@.idf.gov.il / arbel@mail.idf.il

アヴィ・ミズラヒ司令官
Major-General Avi Mizrahi
West Bank GOC Central Command

Fax: +972-2-530-5741 / +972-2-530-5724

ベンヤミン・ネタニヤフ首相
Prime Minister Benjamin Netanyahu

fax: +972 2-6496659
emails: pm_eng2@pmo.gov.il / pm_eng@pmo.gov.il

ニシム・ベンシトリット駐日イスラエル大使
Ambassador Nissim Ben-Shitrit
Fax:03-3264-0832 / 03-3264-0792
Tel(代表):03-3264‐0911
Email:information@tky.mfa.gov.il

岡田克也 外務大臣
Tel: 03-3580-3311
Fax:03-5501-8430
ご意見メールフォーム
https://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html

※パレスチナで動ける方は、下記に連絡し、直接指示を受けてください。

Contact:
Therezia 059-721587
Fathy 059-9352266 or 050-7799232
brightontubas@gmail.com
posted by 風の人 at 11:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般
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