中田です。
(重複おゆるしください)
いつもすみません。リアルタイムで発信できていなくて残念ですが、ご紹介です。
ぜひ、みなさま、”なぜ鳩山政権は沖縄の声を無視するのか!” 現地沖縄からの事実のインタビューから、
戦後から続く、おどろくような霞が関官僚(霞が関文学思考)と、アメリカ植民地政策の永いもたれあい。
その事実を伝える下記動画をぜひともご覧ください。(さすが!これこそメディアの本領)
↓
現在無料放送中
★http://www.videonews.com/on-demand/461470/001388.php
bideonews.com(ビデオニュース。ドットコム)
HPページで【本編】の文字をクリックすると、各インタビューアーの表示がされます。
見たい人から選んで、マウスを当てクリック。さらに動画の表示[300K]をクリックする。と画面が出てきます。
マル激スペシャルin沖縄と称して、神保、宮台の両キャスターが沖縄を訪れ、現地のキーパーソンたちとシリーズで「普天間基地移設問題」を始めとする沖縄をめぐる様々な論点を議論した。現在無料放送中>>> (2010年03月11日)
マル激スペシャルウィークin沖縄
現在放送中>>> (2010年03月11日
縄密約と普天間移設問題の接点
我部政明氏(琉球大学法文学部教授)
現在放送中>>> (2010年03月11日)
普天間問題のボタンのかけ違いはここから始まった
大田昌秀氏(元沖縄県知事)
現在放送中>>> (2010年03月10日)
照屋林賢が語る 沖縄音楽とそのルーツ
照屋林賢氏(りんけんバンド・リーダー)
現在放送中>>> (2010年03月10日)
普天間返還に代替基地は不要
伊波洋一氏(宜野湾市長)
現在放送中>>> (2010年03月09日)
タブーに挑まずに何のためのメディアか
岡留安則氏(元『噂の真相』編集長)
現在放送中>>> (2010年03月09日)
もう沖縄は騙されない 普天間移設問題の真相
真喜志好一氏(建築家)
現在放送中>>> (2010年03月09日)
『東京政治』への不信感の根底にあるもの
ゲスト:玉城デニー氏(衆議院議員)
今週のニュース・コメンタリー
?マル激スペシャルin沖縄から見えてきたもの
?密約が露わにした日本の二枚舌外交の限界
?温対法、痛み分けのなぜ?
官僚、産業界、組合のどれにも弱い民主党政権の限界
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==貼り付け開始==
2010.03.12
<元『噂の真相』の編集長で、6年前に同誌を休刊させた後、沖縄に移り住んだ岡留安則氏ブログから引用>
2010.03.12
■3月某日 東京から日本ビデオニュースの神保哲生氏と社会学者の宮台真司氏が沖縄にやってきた。
機材担当兼撮影のカメラマンと女性ディレクターの四人だけのクルーである。「マル激スペシャルウィークIN沖縄」ということで、沖縄の太田昌秀(元沖縄県知事)、玉木デニー(民主党衆議院議員)、照屋林賢(りんけんバンド)、真喜志好一(建築家・市民運動家)、それに筆者がゲストという強行軍のスケジュールを組んでいた。この日本ビデオニュースには、ウワシン休刊の時にも出演したので、6年ぶりの登場ということになる。
筆者の撮影は桜坂の居酒屋「瓦家」で行われ、インターネットテレビで全国生中継。機材担当者が40,50分かけて、居酒屋の一角に機材をセットし、三台のカメラを設置。あっという間に、ミニ放送局の出来上がりである。
たまたま店内にいた地元テレビ局の報道部の女性記者もインターネットテレビの簡素化と利便性にビックリしていた。佐々木俊尚氏の著作ではないが「2010年新聞テレビ消滅」を地で行くようなインターネット・メディアの進化である。この沖縄シリーズは日本ビデオニュースの公式サイトにおいて無料で動画が流されているので興味のある向きは、クリックして欲しい。
宮台真司氏とも6年ぶりの再会ということになる。その間、宮台氏は由緒ある家柄の娘さんと結婚し、子供も二人誕生したという。都立大助教授時代から、少女たちのブルセラや援交をフィルドワークにしており、ウワシンの一行情報にも度々登場する学者らしからぬナンパ師の異名をほしいままにしていた。その宮台氏が二人の子供に恵まれて、幸せな家庭を築いているというのも、筆者的にはちょっと違和感はあったが、これも時代の流れということか。宮台氏はウワシンのネタにされた過去が数多くありながらもウワシン・イズムの良き理解者というべき文化人の一人だった。いまさながら、感謝である。
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<ビデオニュースドットコムから引用>
■今週のマル激トーク・オン・ディマンドは、マル激スペシャルin沖縄と称して、神保、宮台の両キャスターが沖縄を訪れ、現地のキーパーソンたちとシリーズで「普天間基地移設問題」を始めとする沖縄をめぐる様々な論点を議論した。
まず、トップバッターとして、神保、宮台両キャスターは沖縄出身の民主党衆議院議員の玉城デニー氏を、沖縄市に訪ねた。一年生議員ながら、名護市長選の結果を「斟酌」する必要は無いと発言した平野官房長官に噛みつくなど、物申す沖縄選出議員として知られる玉城氏は、沖縄からみた「東京政治」のおかしさを厳しく指摘した。米兵と日本人女性の間に生まれ、父親を知らずに育ったという自身の出自にも触れながら、政府が沖縄に基地負担を求めるのであれば、それがどのような安全保障論に基づくものなのかをはっきりさせることが必要だと主張する。さしたる明確なビジョンもないまま、単に負担だけを沖縄に強いる現在の米軍基地のあり方が沖縄からいかに不合理なものに見えるかを、玉城氏の歯に衣着せぬ発言が浮き彫りにする。
次に、マル激は、建築家ながら平和運動家として長年にわたり独自の活動を続けてきた真喜志好一氏の那覇の事務所を訪れた。真喜志氏は辺野古に新たな海兵隊の基地が建設された時、米軍はそこにオスプレイという新型の航空機を配備する計画があることを、独自の調査で突き止めた。しかし、真喜志氏がその事実を明らかにした直後に、その情報は米国防総省のホームページから削除され、実際には今日にいたるまで、米側からも日本政府側からも、オスプレイの配備計画は発表もされていないし、確認もされていない。しかし、オスプレイはこれまで事故が多く、騒音も従来のヘリコプターよりも大幅に大きくなるため、オスプレイ配備が事前に明らかになれば、沖縄で大反対運動が起きることは必至だ。そうした重大な事実を隠したまま、今も続く「普天間の代替地探し」の虚構に、沖縄の人々はとうに気づいていると真喜志は言う。
真喜志氏はまた、米国防総省は既に1960年代から辺野古に軍港を含む大型の基地を建設する計画を持っており、この「普天間基地移設計画」は、米側から見れば、老朽化した普天間をかねてから希望していた辺野古の新しい基地へと差し替える良い機会に過ぎない、と指摘する。にもかかわらず、日本政府はこれを、危険な普天間基地の返還を実現するためのやむを得ない代償として国民に説明してきた。
真喜志氏は更に、沖縄本島北部の東村高江で進められている米軍ヘリパッド建設も、オスプレイの練習施設になることを、豊富な資料をもとに説明する。
その後マル激は、元『噂の真相』の編集長で、6年前に同誌を休刊させた後、沖縄に移り住んだ岡留安則氏を、岡留氏が沖縄で居城としている那覇の居酒屋「瓦屋」に訪ねた。沖縄移住以来、ゴルフ三昧の悠々自適な生活を送っているという岡留氏だが、今や伝説の雑誌となった噂の真相亡き後、メディアの劣化が更に進み、いよいよタブーに挑戦するメディアが一つも無くなったと嘆く。
その後インターネットやツイッターなど新しいツールの登場で、噂の真相と同じようなことが、遙かに安価にできるようになったことを指摘する岡留氏は、いずれ何らかの形で噂の真相を復活させる計画にも触れる。
続いて神保、宮台両キャスターは、今回の基地移設問題の発端となった普天間基地を抱える宜野湾市に伊波洋一市長を訪ねた。伊波氏は独自の調査で、アメリカが沖縄駐留中の海兵隊をほぼ丸々グアムに移す計画を持っていることを、アメリカの様々な公文書を通じて明らかにしている。普天間の海兵隊を移す先として辺野古に基地が必要とする日米両政府の主張は、実は中身が空っぽなのではないかというのが、伊波氏の主張だ。実は伊波氏はそのことを民主党政権の中枢に伝えるために、12月に上京しており、その際にビデオニュースでも短い緊急インタビューを行っているが、このたびその話をより詳しく聞いた。
真喜志氏の話と伊波氏の話を併せて聞くことで、現在の「普天間基地移設問題」がいかに虚構に満ちているかが、次第に明らかになっていった。
同じ日の夜、われわれは沖縄音楽をベースに世界に向けて新しい音楽を発信し続けるりんけんバンドのリーダー照屋林賢氏を北谷の林賢氏のスタジオ「アジマー」に訪ねた。
照屋氏が語る沖縄音楽とそのルーツへの熱い思いに、自分たちの音楽と共同体を守り通して来た沖縄への誇りと、それをとうの昔に失ってしまった本土が、様々な不合理な要求を突きつけている構図の背後にある、憧憬と差別の混じった感情を感じ取らずにはいられなかった。
佳境を迎えた沖縄取材は、少女暴行事件に端を発する沖縄の激しい怒りを背景に、当時の橋本政権がアメリカから普天間基地の返還の合意を取り付けた当時の沖縄県知事大田昌秀氏を氏の那覇の事務所に訪ねた。
知事時代、米軍用地の強制収容の代理署名を拒否して沖縄の意思を明確に示した大田昌秀氏は、普天間返還が決まったその瞬間から、政府はその代替基地を提供することを念頭に置いていたのではないかと推測する。大田氏の懸念は的中し、その後普天間返還問題は辺野古への代替施設建設問題へと大きくシフトし、大田氏の知事選落選によって沖縄県が新基地計画を受け入れた結果、今日に至っている。
大田氏は歴代の自民党政権は、最初から普天間に変わる海兵隊の基地を提供するつもりだったとの見方を示す。そして、アメリカ側は既に沖縄に兵力を置いておく必要性が無くなっているが、日本側がそれを強く望んでいるために、まだ一定の勢力が沖縄に残っているのではないかと主張する。それが思いやり予算であり、辺野古への新基地建設だと言うのだ。
大田氏に知事時代に遡り、普天間移設問題が辺野古新基地建設問題にすり替わっていった経緯を聞いた。
沖縄取材を締めくくる最後に、いわゆる沖縄密約の存在を裏付ける文書を米公文書館で発見した我部政明教授を那覇の琉球大学に訪ねた。
奇しくもその2日前、日米密約問題に関する外務省有識者委員会の調査報告書が9日に公表され、4つの密約のうち3つが「密約」と認定されたところだったが、我部教授は密約が必要だった理由として、当時の日本政府の二枚舌外交を指摘する。つまり、日本はアメリカの軍事力にはすがりたいが、日本の世論がそれを許さないため、その間に齟齬ができる。そこを密約という形で、アメリカには「どうぞやってください」と言う一方で、日本国民に対しては「それはできないことになっている」と説明する、そんなことを繰り返してきたというわけだ。
しかし、結局それは嘘をいかに隠すかということに他ならない。我部氏は、外務官僚が「国民をいかに騙すか」の一点にその能力を傾注してきたことに、怒りを隠さない。そして、その嘘をつき通す大前提に「最後は全部沖縄に押しつければいい」とする安直な考えがあったのではないか。
我部氏に密約問題が露わにする日本外交の暗部と、沖縄問題との接点を聞いた。
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