2010年02月09日

【2/21】「レイシズムを越えて 〜私たちが創る東アジアの和解と連帯」

パレスチナ連帯・札幌では、06年にテッサ・モーリス・スズキさんと板垣雄三さんをお呼びして「第2回響きあうパレスチナとアイヌ」を開催しました。そのとき、「テッサさんとあゆむアイヌの歴史」というフィールドワークが好評でした。テッサさんは日本列島および環オホーツク海域のアイヌの歴史に造詣が深く(名著『辺境から眺める―アイヌが経験する近代』みすず書房)、さらに在日朝鮮人「帰還運動」の批判的分析を中心とした戦後日本の戦争責任に鋭い発言を展開しています。今回は、さらに一歩踏み込んで和解と連帯を阻んでいる日本の根深いレイシズムについてお話が聞けると思います。ぜひ一緒に参加しませんか。松元

============2010年冬・東アジア共同ワークショップin札幌シンポジウム「レイシズムを越えて 〜私たちが創る東アジアの和解と連帯」============

■日 時 2010年2月21日(日) 13:00開始
■場 所 本願寺札幌別院・ホール(札幌市中央区北3条西19丁目2−1)
 地下鉄「西18丁目」下車、北へ徒歩5分
■内 容
 時代が閉塞してくると、異なるものを排除することで自分を守ろうとする人々が出てきます。現代日本にもそのような様相が頭をもたげてきました。韓国併合から100年の年を迎えて、新しい東アジアを展望するには、流れに身を任せていてはおぼつかないようです。
 第1部シンポジウムではテッサ・モリス=スズキさんをお迎えして、「グローバル化するレーシズム、越境する対話 ―21世紀的人種差別の克服に向けて」と題して基調報告をいただきます。
 第2部ワークショップでは、国内外の参加者によるディスカッションを中心に、未来を創造する和解と共同の道をさぐる企画を準備しました。
 多彩なアーティストによるミニコンサートも。

レイシズム(人種差別)の横行する現代をみつめ、共にのり越えていく出会いの場、2010年冬の「東アジア共同ワークショップ」にお出掛けください。


■第1部 シンポジウム 13:00〜17:00 事前申込不要
 第2部 ワークショップ 17:00〜 事前申込。布団代負担で宿泊可。

■報告者:・小野寺真人さん(京都府立大学大学院生) 空知民衆史講座韓国聞き取り調査から・金有變さん(北海道朝鮮初中高級学校教員)   北海道朝鮮学校からの報告・金英丸さん(平和博物館学芸員)   現代韓国のレイシズム・塚田高哉さん(ミュージシャン・東川町)  東川の強制労働と韓国の遺族

■講演:テッサ・モリス=スズキさん(オーストラリア国立大学教授)「グローバル化するレーシズム、越境する対話 ―21世紀的人種差別の克服に向けて」

■全体参加費(シンポ〜ワークショップ通し)青年・学生 3,000円(夕食懇親会費を含む)社 会 人 5,000円(夕食懇親会費を含む)
■第1部のみ参加費(シンポジウム)青年・学生 1,000円(資料代含む、高校生以下は別途検討します。)社 会 人 2,000円(資料代含む)
■宿泊 希望者は20日、21日の宿泊(札幌別院)が可能。要事前申込。! 一泊2,000円(布団代・別院宿泊費)第1部のみの参加は申し込み不要ですが、全体参加には事前申し込みをしてください。  

■ご参加ご支援の輪でワークショップを支えて下さい!
 日本各地や海外からも若者が集います。出会いを支えるため、皆様のご参加、ご支援を宜しくお願いいたします。第1部のシンポジウムのみのご参加も歓迎いたします。
・当日カンパも募ります。
・郵便振替:02870-6-22154 (名義:空知民衆史講座)

その他、日程や宿泊等の詳細は事務局まで。

■問い合わせ先東アジア共同ワークショップ委員会空知民衆史講座 事務局(殿平 真)郵便振替:02870-6-22154 (名義:空知民衆史講座)〒074-0141 深川市多度志630一乗寺気付TEL:0164-27-2359 FAX:27-2890rainsky@yahoo.co.jp


殿平 真
rainsky@yahoo.co.jp
makochi@abeam.ocn.ne.jp

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パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29@ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538 
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posted by 風の人 at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般
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