2009年08月31日

国民審査スタンディングの報告

竹×竹バツ2に絞って訴えるパネルを持ち、投票所前で午前に4時間、午後に3時間、スタンディングをしました。私も午後6時には切り上げ。小雨交じりの風が吹き続け、寒かったですね。使ったパネルはこちらです。

2009国民審査スタンディング用メディア
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/126695849.html

投票所の職員1名が、選挙運動と同様の投票誘導だから云々…と批判的な言葉を寄せてきたことはありましたが、会話した相手からの反応は概ね、激励や情報提供に感謝するものでした。

何しろ大きくない道路を挟んで投票所入り口の向かいに立っていたので、会話が成立しそうな方に対しては、こちらから話しかけることにしました。

もっとも、会話ができるケースは全体のごく一部。裁判官審査の難しさを語りながら投票所から出てくる方がいましたが、これは、私のパネルを見ていないか、熟読していないケース。

「日本の良識(常識?)が世界で通用しないことがあるんだ」と私のパネルを評した方も、投票を済ませ投票所から出てくると、「頑張れや」と激励してくれる。そんな方もいました。

若い人ほどこちらを無視する傾向にあります。これは、コミュニケーションの成立条件がないことを意味し、心配です。午前中は絶望的に少なかった若者も、午後からはそれなりに足を運んで来ました。

友人らと「全員にバツをつけようか。冗談だけど」などと話しながら投票所に近づいてきた20代の女性。彼女に、「全員にバツつけてもいいんですよ」と勧めると、気が引けるみたい。で、その女性には、竹崎氏に絞って説明したのでした。

これは、28日の駅前街宣で、1票の格差を容認する判決を出した裁判官を私に尋ねてきた3、40代の男性の場合と同様。私は、那須裁判官の名前しか思い出すことができず、だから全員にバツをと勧めても、それは恐れ多い、という感じなのです。

1人ひとりの裁判官について納得のいく判断材料がなければ、バッテンをつけることにためらいを感じる。これは自然なことです。竹内バッテンは反対だが、竹崎バッテンは賛成だ、という方も当然いた。ちなみに超ご近所です。こうしたケースを考慮しても、全員罷免を追及する場合は、空回りに注意が必要です。

市民運動では他者を断罪する慣習が当たり前のようになっています。この点についても、多くの市民との間に感覚のズレがあるだろうことを意識したほうがいいでしょう。

「読売新聞を見ましたよ」などと、私のアクションを「一人一票実現国民会議」の運動だと思った方が結構いました。あちらは宣伝が行き届いてますから。

今回、私の呼びかけに応じていただいたのは、確認できる範囲で2名でした。国民審査スタンディングは、国民審査運動それ自体に留まるものではなく、政治文化を日常空間に溶け込ませるというもっと広い目的領域を見据えるものだと考えています。

次回の総選挙から、皆さんも試してみませんか?


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 15:14 | Comment(0) | TrackBack(10) | 一般
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