2009年05月15日

宇宙基本計画(案)に対する意見

内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 御中

わずか4時間の国会審議で自公民3党などが成立させた「宇宙基本法」は、パブリックな議論がなされたとはとても言えません。そうした法律に基づいて「宇宙基本計画」案にパブリックコメントを求めるなどというのは、国民をあまりにもバカにしています。まともな国会審議から出直す必要があります。

人工衛星などで公共的な宇宙開発が必要であるならば、国際的な合意の下で、共同開発の枠組みを日本のイニシアチブで作るのがよいでしょう。経済的にも効率的で、日本にふさわしい国際貢献になります。公共的な衛星などは、国際的に共同運営すればよい。日本独自の軍事ミサイルなど必要ありません。

日米とその特定軍需企業のために宇宙を私的に軍事利用し、公共的な福祉などのため支出されるべき税金をこれ以上削減することは許されません。「宇宙基本計画」からは、GXロケットや準天頂衛星を含め、一切の私的な軍事利用目的を排除してください。「全地球的に公共的な軍事目的」というものがあるならば、それは国連軍の領分です。その代わり、全地球的な福祉と社会的公正に資する公共的な目的のみ掲げてください。

2009年5月15日

太田光征

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改憲・MD・宇宙軍拡に反対する皆様へ

杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)です。
ぜひともご協力ください! お知り合いにも広めてください。
【緊急呼びかけ】  <転送・転載歓迎/長文・重複失礼>

■「宇宙基本計画」案にパブリックコメント(意見書)を送ろう!
[締め切りは5月18日] 〜宇宙の軍事利用への道を阻むために〜

 わずか4時間の審議を経て、自公民3党などの賛成により08年5月に「宇
宙基本法」が成立しました。08年8月には内閣に宇宙開発戦略本部が発足
し、御用学者らを動員した「宇宙開発戦略専門調査会」(座長:寺島実
郎氏)などで議論が進められてきました。そして、4月27日に「10年程度
を見通した5年間の政府の施策」をまとめた「宇宙基本計画」(案)が公
表され、4月28日から「パブリックコメント」の募集が始まっています。
【締め切りは5月18日(月)必着】となっています。

「宇宙基本計画(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/pc/090428/090428pc.html

  送付先メールアドレス → i.space-goiken@cas.go.jp
   <タイトルは「宇宙基本計画(案)に対する意見」>

【パブリックコメント】とは、行政手続法により法制化されているもの
で、意見公募手続とも呼ばれます。集まった意見を反映させるとの趣旨で
すが、実際にどのように考慮されたのかは不透明で、「はじめに結論あり
き」だとの批判もあります。また、計画策定に国会の関与が保証されてい
るのかも素朴な疑問です。しかし、限界はありつつも、法的に保証された
意見表明の場を最大限に活用し、主権者としてその結果の反映を要求すべ
きだろうと思います。

 ◇宇宙基本計画(案)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/pc/090428/keikakuan.pdf
 ◇宇宙基本計画(案)の概要
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/senmon/dai7/se7_siryou2-1.pdf

計画案は長文で、読み通すにはかなりの忍耐力が必要です。概要も圧
縮し過ぎで文字が細かいため、決して読みやすいものではありません。
 宇宙開発戦略本部での今までの議論に関心のある方は以下もご参照を。

 ◇宇宙開発戦略本部 開催状況
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/kaisai.html

 この宇宙基本計画(案)の最大の問題点は、公然たる宇宙の軍事利用に
道を開くことです。宇宙の軍事利用に反対する声を1通でも多く届けるこ
とが必要です。「我が国宇宙政策史上初の試み」(基本計画案)、「1969
年の宇宙開発事業団設立以来の、大変革」(松浦晋也氏、宇宙ジャーナリ
スト)とも言われています。この機会に、一人ひとりが【それぞれの言葉
で】メッセージを届けることが大切です。以下に具体的なポイントをまと
めてみましたので、意見を書かれる際の参考にしてください(コピーは避
けてください)。
 
 なお、宇宙の軍事利用については、年末に閣議決定される予定の新「防
衛計画の大綱」と新「中期防衛力整備計画」にも盛り込まれようとしてい
ます。策定を主導する首相の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇
談会」には、宇宙基本計画策定の大黒柱でもある青木節子氏(慶応大学)
が入っています。この懇談会の動きに対しても監視が必要です。

 安全保障と防衛力に関する懇談会
 http://202.232.58.50/jp/singi/ampobouei2/index.html


【呼びかけ】核とミサイル防衛にNO!キャンペーン 
 (E-mail)kojis@agate.plala.or.jp   (TEL・FAX)03-5711-6478
 (HP)http://www.geocities.jp/nomd_campaign/
 (第2HP)http://www.anatakara.com/petition/index2.html
 [郵便振替] 00190-0-608393 ピース・チェーン・リアクション
            (通信欄に「キャンペーン」と付記を)

【参考】宇宙基本計画(案)の問題点…………………………………………

 ☆「天空の軍需利権より、地上の生存権を!」

1.最大の血税浪費プロジェクトへの着手=「ミサイル防衛」(MD)用の
 早期警戒衛星の開発に向けた赤外線センサー等の研究
 軍事利用の目玉として、自民党の国防族が導入を声高に叫んでいるもの
です。計画案には、

「早期警戒機能のためのセンサの研究及び宇宙空間における
電波情報収集機能の有効性の確認のための電波特性についての研究
を着実に推進する」(P21)と書かれています。

巧妙かつ悪質なのは
「森林火災の探知など多目的な利用も可能」として、
「防衛目的の機能と他目的の機能を併せ持たせるデュアルユースの可能性」
(P27)などを探るとしている点です。

 新聞各紙にも
 「衛星を導入しても自前の解析装置を持たなければ独自運用は不可能」
 (産経、4月25日)、「人材の育成などで、実際の運用までに10年は
 かかるとみられ、必要な予算も数千億円を超えそうだ」(朝日、同日)
 など費用対効果を疑問視する意見が見られます。

東京新聞政治部の三浦耕喜記者は、「火事場の議論でいいのか」との
サブタイトルを付けた5月4日付の「記者の眼」欄で
「ミサイルの熱源だけを宇宙から識別する技術は日本にとって未知の分野。
導入まで何年かかるか分からない。多くの若者が、老人が、母子家庭が
生活に苦しんでいる中で、数千億円を新たに費やす価値があるのか」
と主張しています。共感します。
 
 MD自体が、日米の「軍産複合体」を喜ばせるだけの無用の長物であり、
更に莫大な血税を投入する早期警戒衛星の研究などもっての他です。 

[参照]毎日新聞5月6日 社説:「早期警戒衛星 拙速の導入論は避けよ」
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090506k0000m070111000c.html

2.税金無駄使いの「GXロケット」と「準天頂衛星」は
 日米軍事協力も促進
 
 中型ロケットであるGXロケットは、開発費が膨れ上がるなど問題が
山積し、開発中止寸前だったものです。主契約企業のIHI(旧石川島播磨
重工業)と河村建夫官房長官をはじめとする自民党国防族が、偵察衛星な
どの軍事衛星打ち上げを担う「安全保障ミッション」を軸に開発継続を狙
っています。

08年11月4日の宇宙開発戦略本部「専門調査会」会合ではIHIの担当者が
「実証試験機の打ち上げ射場として米バンデンバーグ空軍基地を使用する
ことにより、日米防衛分野の相互運用性の確保につながる」という趣旨の
資料を配布しました。

 計画案では、「全体計画・所要経費の見直しの点において考慮すべき課
題が残っている」として、2010年度概算要求(この8月末!)までに「開
発着手に関して判断を行う」(P35)としています。
 
 準天頂衛星も開発が難航しているプロジェクトの一つです。これは日本
版GPSとも言われるもので、米国のGPS(全地球測位システム)を補
完・補強することも目指されています。カーナビなどで知られるGPSで
すが、誘導爆弾を多用する現代の米軍の戦争に不可欠のシステムです。

ほとんど伝えられていませんが、準天頂衛星も防衛省による軍事利用が
前提となっています。オバマ新政権の東アジア・太平洋担当の国務次官補
に就任するカート・キャンベルらが03年7月にまとめた「日米における
21世紀の宇宙政策」という提言でも、GPS分野での緊密な日米協力が
提唱されていました。GXロケットも準天頂衛星も、即刻開発を中止
すべきです。

3.偵察衛星の増強は「血税のブラックホール」を拡大する

 「情報収集衛星」という名の偵察衛星について、計画案では、「今後、
5年内に地球上の特定地点を1日1回以上撮像し得る4機体制を実現する」
(1機が故障したため、現在3機)としたうえで、「より高い撮像頻度」と
「商業衛星を凌駕する解像度」を目指すとしています(P20)。

しかし、軍事以外の用途として「大規模災害等への対応」を掲げている
にも関わらず、今まで偵察衛星の情報は一切開示されていません。
既に数千億円が費やされてきたにも関わらず、完全秘密の「ブラックホール」
と化しています。
費用対効果の検証さえ不可能な偵察衛星は、三菱電機など受注企業に
奉仕するだけの利権衛星に他なりません。増強ではなく廃止すべきです。

4.資源目当ての植民地主義=月探査ではなく「月協定」の批准を!

 計画案では「有人を視野に入れたロボットによる月探査」(P30)が掲
げられ、1年程度をかけて総合的に検討するとされています。毛利衛氏
(かつてスペースシャトル「エンデバー」で米軍の軍事観測ミッションに
参加)の発案によるものです。

これは、「天空の資源採掘」(月には、地球にほとんど存在しない
ヘリウム3が存在するとされ、核融合原子炉の理想的な燃料源となる
とも言われている)を視野に入れた利権重視のプロジェクトではないで
しょうか。貧困が拡大する時代にあって、こうした企てに巨額の税金を
投入することは誤りです。

 日本政府はまず、国家や企業、個人による月面の領有を否定し
天然資源開発を制限した「月協定」(1984年発効)を批准すべきです。
そのうえで、米国をはじめとする「宇宙大国」にも月協定批准を働きかけ、
安易な資源獲得競争自体の見直しを呼びかけるべきです(2008年時点で
批准は13ヶ国)。

<月協定>
JAXA(宇宙航空研究開発機構)ウェブサイト内「世界の宇宙法」ページ
http://stage.tksc.jaxa.jp/spacelaw/index.html を開き、左下の「国際
宇宙法」の欄の「宇宙5条約」をクリックすると邦訳(及び英文)が掲載

5.「夢とロマン」で浪費をごまかす国際宇宙ステーションの茶番

 若田光一宇宙飛行士を広告塔(非人間的な人体実験でもある)として、
盛んに国際宇宙ステーション(ISS)や日本の実験棟「きぼう」の宣伝
が繰り広げられています。

しかし、宇宙開発戦略本部の専門調査会の場ですら「どのような実験を
しているのか、中長期的な目標や中身がよく分からない」(2月5日、
第4回会合議事要旨)との意見が出ています。ブーメランを飛ばしてみたり、
本当に意味のある実験がなされているのか大いに疑問です。予定されて
いる宇宙実験には、もはや時代遅れとなったものがあることも指摘されて
います。
 
 日本の納税者は既にISSに対して6800億円以上を投じさせられており、
やがて1兆円に達する見込みです。計画案もふれているように、ISSの
運用については、国際的にも2016年以降の計画が具体化されていない状況
です(P7)。「夢とロマン」でごまかしながら、惰性で巨額の税金投入を
続けるのではなく、撤退も視野に入れた根本的な見直しが不可欠でしょう。

6.ロケット打ち上げによる環境汚染を調査し、データの公表を!

ロケットとジェット燃料から排出される過塩素酸塩という物質が、
人体や環境に有害であることが明らかになりつつあります。米国では
専門家が警鐘を鳴らし、大きな問題として浮上しつつあるようです。

日本も例外とは言えないでしょう。打ち上げ射場となっている種子島
宇宙センターは、近くに漁場も存在します。米国の事例を調査、分析
しながら、日本においても本格的な調査を開始し、その結果を速やかに
公開すべきです。
 
 ちなみに、過塩素酸塩による環境汚染を危惧する声は、海自イージス艦
による迎撃ミサイルSM3の実射試験に反対するハワイ先住民からも上が
っていました。

・無視されているロケット燃料の有毒性
 (「グローバル・ネットワーク」ニュース、2009年3月30日)
 http://www.anatakara.com/petition/toxic-rocket-fuel-problem.html
・ロケット燃料に含まれる有毒な化学物質:EPAがガイドライン
 (WIRED VISION 2005年2月23日)
 http://wiredvision.jp/archives/200502/2005022302.html
・FDA調査「ロケット燃料が国内の牛乳とレタスを汚染」
 (WIRED VISION 2004年12月2日)
 http://wiredvision.jp/archives/200412/2004120201.html 

7.宇宙への兵器配備を禁止する新宇宙条約制定に向けたイニシアチブを!

 1967年に締結された宇宙条約は、核兵器など大量破壊兵器の宇宙空間へ
の配備を禁じているものの、通常兵器の宇宙配備を禁止していないという
限界があります。

そのため、ジュネーブ軍縮会議などの場で、カナダや中国、ロシアなど
が宇宙へのあらゆる兵器配備を禁止する厳格な新宇宙条約の制定を
呼びかけてきました。

しかし、今まで米国は強硬に反対しています(もちろん、中国の
衛星破壊実験も許されません)。

 計画案ではスペースデブリ(宇宙ごみ)対策等への言及(P7)はあるも
のの、新宇宙条約制定についてはふれられていません。日本は、「宇宙の
平和利用原則」を安易に葬り去るのではなく、そのグローバル化こそを呼
びかけるべきでしょう。新宇宙条約制定に向けてイニシアチブをとること
を宇宙基本計画に明記すべきです。そのためにも、計画案から宇宙の軍事
利用の側面を一掃するくらいの根本的見直しが必要でしょう。    

[宇宙兵器配備を禁じるための方策については『宇宙開発戦争』(ヘレン
・カルディコット他、作品社)を参照してください。]

[参照サイト]宇宙基本計画(案)へ意見書を送ろう!:石附澄夫さん
  http://homepage2.nifty.com/space_for_peace/indexmain1.htm 

【最後に改めてパブリックコメントの応募方法をお伝えします】
 <それぞれの言葉でメッセージを! 短いものでも構いません。>

「宇宙基本計画(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/pc/090428/090428pc.html
[以下、応募要領より]

1.意見募集の対象
  宇宙基本計画(案)
2.資料の入手方法
  (1) ダウンロード
 (2) 窓口での配布
   東京都港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル9階
   内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当
(3) 郵送(国内のみ)
 「宇宙基本計画(案)郵送希望」と明記し、返信用封筒(A4版封筒に、
 氏名、住所を記載の上、200円分の切手を貼付したもの。)を同封の上、
 下記の担当宛に送ること。
  〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル9階
        内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 宛
 
3.意見募集期限
2009年5月18日(月)(必着)
4.意見の提出方法
 電子メール、郵送、FAXのいずれかの方法で、日本語にて提出すること。
 メールやFAXのタイトルは「宇宙基本計画(案)に対する意見」とする
 こと。なお、電話での意見提出は受けつけていません。

(1)電子メールによる提出(テキスト形式で)
   送付先メールアドレス:i.space-goiken@cas.go.jp
    内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 宛
(2)郵送(郵送先)
  〒107-0052 港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル9階
        内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 宛
(3)FAXの場合
   FAX番号:03-3505-5971 まで。
   内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 宛
   なお、FAXの文字切れ等があった場合、事務局より連絡する場合が
   あるため、氏名・電話番号を必ず記入すること。
 
5.意見記入要領
 氏名又は団体名(団体の場合は担当者名も)、職業、住所、性別、電話
 番号、FAX番号(あれば)を御記入下さい。これらは、必要に応じて、
御意見のより具体的な内容を確認させていただく場合などのために記入
をお願いするものです。電子メールの場合は題名に、郵送の場合は封筒
の表面に、FAXの場合は冒頭に、「宇宙基本計画(案)に対する意見」
と記入下さい。
(注意事項)
※御提出いただいた御意見については、氏名、住所、電話番号等個人情
報に当たる事項を除き、すべて公開される可能性があることをあらか
じめ御了承願います。
※皆様からいただいた御意見に対し、個別にお答えすることはできませ
んので、その旨御了承願います。
※法人名又は団体名で提出する場合には、組織内での必要な手続きを経
た上でご提出ください(法人又は団体の意見であることを確認させて
頂く事があります)。なお、連絡先及び住所の記載のない法人名又は
団体名による意見は受理できません。
  
6.お問い合わせ先
内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 武田、小黒
   TEL:03-5114-1935(代表)
   FAX:03-3505-5971
=============================
<参考>
〜〜宇宙飛行士エドガー・ミッチェル 1989年〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「地球の近くの宇宙空間で戦争が生じるなら、その1回だけで終わり、
2回目の報復戦はありません。これは一握りの人間には確かにわかって
いることであり、この国の宇宙技術者たちはそれがどういうことか知って
います、何回も研究していますから。宇宙で2、3百万ポンド
(*1000〜1500トン)の重さがある物体が壊れて1グラムほど
の小さな球になると、それだけでその周辺には全く住むことができなく
なります、残骸のためにです。宇宙は、地球周辺に我々が持つ、変化
への耐性がもっとも少ない環境です。・・・私には分別があることに
思えません。宇宙を利用し環境を改善しようとするこの最初の100年間
に、将来の全世代に対し宇宙の適切な利用を閉ざすような決断と行為を、
(現在の世代の)我々がするということが。

〜〜〜ブルース・ギャグノン  2004年〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現在わかっているのは、11万以上(*)の宇宙ゴミが地球の周りを
時速18,000マイル(*28,800キロ)で軌道を描いて回って
いるということです。(*米空軍が追跡確認しているのは、
この2割に満たない。)

あまりに多いために、最近国際宇宙ステーションを別の軌道に移さねば
なりませんでした。ゴミの軌道から出るようにするためです。当初の
コストでは100億ドルであったのに、今や私たち納税者にとり
1,000億ドルの負担となっている宇宙ステーションが、このような
宇宙ゴミにより粉砕される恐れもあったのです。

また別に分かっていることでは現在、34の原子炉の軌道が地球周辺に
あります。旧ソ連と合同で米国が打ち上げたもので、宇宙計画の開始
された1960年代まで遡るものです。これらの原子炉は地球上をまわ
る軍事衛星に電力を供給していますが、そのうちの幾つかが地球に落ちて
きました。その中には1964年、2ポンドのプルトニウムを搭載した
米国のスナップ9Aという軍事衛星が、大気圏突入時に炎上し世界中に
プルトニウムをまき散らした恐ろしい事故がありました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


posted by 風の人 at 16:43 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般
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国際宇宙ステーション 目視
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Tracked: 2009-05-17 15:35

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