2009年04月10日

田保寿一「冬の兵士」緊急上映会のお知らせ

皆様

重複失礼します。

増田都子先生のドキュメンタリーも撮影した
田保寿一監督の渾身作。

兵隊のこと。
この前、湾岸戦争の派兵命令を拒否した米兵の日本ツアー
「抵抗する勇気」に参加してきました。

以下、秋田の友人より転送依頼ありましたので、
お知らせします。

感謝して。


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●

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[news mail] 05 Apr 09 「冬の兵士」緊急上映会のお知らせ

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「湾岸戦争の子どもたち」写真展UKツアーの藤澤みどりです。


足掛け4年ぶりのニューズメールを一時帰国直

前のあわただしさの最中に書いています。コンピュータのクラ

ッシュで一瞬にして数百のメールアドレスを失って以来、ニュ

ーズメールもメールマガジン「マグキメラ」も休止していまし

た。写真展の活動はその後も続けていましたが、いま現在はTUP(Translators

United for Peace)

のプロジェクトチームの一員として、この夏、岩波書店から出

版予定の証言集の翻訳に取り組んでいます。


『冬の兵士 イラクとアフガニスタン 占領の目撃証言』(仮

題/原書はWinter Soldier Iraq and Afghanistan: Eyewitness Accounts of
the Occupations

)は、昨年3月に反戦イラク帰還兵の会によって開催された公

開証言集会「冬の兵士」の証言を記録したもので、昨年秋、ア

メリカで緊急出版されました。


この証言集会は、かつてヴェトナム戦争時に、帰還兵たちが戦

場での過酷な現実と自らの罪をアメリカ国民に訴えた集会「冬

の兵士」に習ったもので、兵士たちの証言は当時、反戦運動の

原動力の一つとなりました。今回はイラクとアフガニスタンか

らの帰還兵たちが証言に立ち、極端な人種差別や交戦ルールの

無視など、いままさに起きている戦場と軍隊の現実をあからさ

まに証言しています。


残念なことに、この証言集会はアメリカの主流メディアからは

ことごとく無視されましたが、日本のわたしたちは幸運なこと

に、その一部始終、全50時間を映像に記録した日本人ジャーナ

リストの手によるドキュメンタリー映画(80分)を見ることがで

きます。証言集が出版されたおりにはぜひお読みいただきたい

のですが、まずその一端なりとも知るために、また、証言する

兵士ひとりひとりの息づかいにふれるためにも、ドキュメンタ

リーをご覧いただきたいと思い、都内での緊急上映会を企画し

ました。


たった1回だけ、しかも、今日から9日後の4月14日火曜日

です。告知期間も短い上に開始時刻も夕方5時からと最上の環

境ではありませんが、どうか、お誘い合わせのうえ、渋谷アッ

プリンク・ファクトリーへおいで下さい。


都内以外の地域での上映は「冬の兵士」の公式ホームページに

掲載されていますのでそちらでお確かめください。現在、神奈

川で上映中です。また、DVDを3000円で販売しています。ご自

分でご覧になるために、また上映会を開催するために購入いた

だけます。


[緊急上映会]


冬の兵士 良心の告発

監督 田保寿一

2009年ドキュメンタリー作品 80分


*2009年4月14日火曜日

*会場 渋谷アップリンク・ファクトリー

 地図 http://www.uplink.co.jp/info/map.html

*料金 前売および予約 500円/当日 700円

*時間 開場 午後4時50分

    上映 5時〜6時20分

    監督のトーク&質疑応答 上映後6時40分まで


*予約はFAXで045-774-7943までお申込みください。(担当

向井)

「アップリンク予約券申込」と書き、「来場者の氏名」と「F

AX番号」を明記してください。返信FAXが予約入場券の引

き換え券となります。


*メールでのお申し込みは midoriinjapan@yahoo.co.jp まで

。(担当藤澤)


*上映会終了後、ファクトリー隣のカフェレストラン「Tabela

」にて交流会

(交流会の料金は各自負担。上映会予約の際に、交流会参加の

お申し込みをいただければ、お席を確実にできます。当日の飛

び入りも歓迎します)


* アップリンク・ファクトリー内の『冬の兵士』上映情報

http://www.uplink.co.jp/factory/log/003004.php

住所 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2F

問い合わせ tel. 03-6821-6821 fax. 03-3485-8785 http://
www.uplink.co.jp/


*「冬の兵士」公式ホームページ

監督の言葉や予告編をご覧いただけます。

http://wintersoldier.web.fc2.com/wintersoldier.html


以下、上記ホームページに転載されたリビューより抜粋


(前略)戦争が人間性を破壊すると言いますが、戦争と言う抽

象的な魔物が魔法をかけるわけではありません。戦前の日本軍

兵士は、貧しい農村からじゅうぶんな訓練も受けていないまま

、補給路も確保されていない戦地に送られました。洗脳のよう

に植えつけられたアジアの人々への差別意識が、最初から略奪

が前提の様な作戦で何をもたらすでしょう。南京虐殺やマニラ

の火あぶり等等は、そうした具体的問題が集積した必然として

起こったのです。


 目を覆うようなイラクでの米軍兵士の残虐行為も、交戦規定

の軽視、中東の人々やムスリムの人々への差別意識の擦りこみ

、デマによる恐怖の植え付け、指揮系統の混乱、過剰な装備の

投入など、政策の誤りの必然として惹き起こされたものであり

、兵士個人の暴走でかたづけてしまっては、公正とはいえない

と思います。


 片足だけでなく、PTSDの発作によって仕事も家族も失い

、何度も自殺を考えたマイク、二度目の召集で自殺を図るまで

追い詰められながら戦友に対する負い目に苦しむクリストファ

ー、テロと戦争の違いはどこにあるのかと問うリアム…。彼ら

はアメリカを愛し、自分の人生を他人の幸福のために使いたい

と思って志願した人達です。(中略)


 ウィンター・ソルジャーを開いた反戦イラク帰還兵の会は、

イラクからの軍の即時撤退、帰還兵の福祉の実現、イラクへの

賠償を要求しています。アフガンへの増派や、イラク撤退の大

幅延期を発表したオバマ大統領には、彼らの叫びが聞えていな

いかのようです。(どすのメッキーさんのメールから)


*****

このメールは転送を歓迎します。
 (みどり)



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posted by 風の人 at 14:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般
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