2009年03月01日

裁判員制度はいらない!3・22千葉集会

「裁判員制度はいらない!3・22千葉集会」をご案内します。

太田光征
http://otasa.net/

裁判員制度

http://no-saiban-in.org/より)


裁判員制度はいらない!3・22千葉集会

最高裁判所は昨年11月28日、「裁判員候補者通知票」を全国約30 万人に送りつけ、本年5月21日から裁判員制度を実施しようとしています。裁判員制度は、刑事裁判のうち殺人、強盗致死傷、放火など重大事件について、「くじ」で選ばれた一般市民が、職業裁判官とともに事件の審理に加わり、多数決で有罪か無罪かを決定し、刑の重さも決定するものです。

この裁判員制度は、被告人の裁判を受ける権利、防御権が著しく侵害されます。密室での「公判前整理手続き」によって公判の内容や争点、進行があらかじめ決められてから行われるもので、裁判員裁判は、裁判員が裁判官の判決に市民の判断という「お墨付き」を与えるために利用される儀式に過ぎないものです。

「国民に開かれた司法」といった美名のもとに強行されようとしている裁判員裁判とは、「裁判」と言えるような代物ではまったくなく、裁判員制度はやはり廃止するしかありません。しかも世論調査の結果でも8割もの人々が裁判員にはなりたくないと言っているのです。今回、裁判員候補の通知書を送付された約30 万の人々の内、40%にも達する約12 万人が「辞退」を突き付け、受け取り拒否者は2,700 名にも上っています。千葉県でも元教師の男性らが受け取りを拒否し、堂々の記者会見!(昨年12月20日)。1月22日、千葉県弁護士会の臨時総会においても、昨年の栃木県弁護士会、新潟県弁護士会に続いて、実施の延期を求める決議が圧倒的多数で採択されました(賛成121、反対86)。

来る3 月22 日(日)、私たちは “裁判員制度はいらない!千葉集会”を開催いたします。講師に、“裁判員制度はいらない!大運動”事務局長の佐藤和利弁護士を招き、裁判員制度の廃止にむけた展望を大いに語っていただきます。

つきましては、3・22 集会へ皆さまのご参加を呼びかけるとともに、多くのご賛同をお寄せくださるようお願い申し上げます。

主 催:裁判員制度はいらない!千葉集会実行委員会
連絡先:裁判員裁判実施延期を求める千葉県弁護士有志の会
〒260-0013 千葉市中央区中央4-10-8-205 植竹法律事務所
TEL:090-4017-8373(深谷)、080-5668-6524(岩崎)

★3 月22 日(日)
開場1 3 時/ 開会1 3 時半
市内デモ: 1 6 時〜
★ホテルプラザ菜の花3F(千葉市中央区長洲1-8-1)
JR本千葉駅から 徒歩で3 分,千葉都市モノレール県庁駅前から 徒歩で1 分
★講演 佐藤和利弁護士(裁判員制度はいらない!大運動・事務局長)
★裁判員候補拒否者のお話
★千葉県弁護士有志の会からの発言他
★参加費:500 円(高校生以下無料)

■■■“裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会”に賛同します■■■
FAX宛先:043-202-7820、043-252-5618
氏名(団体の場合は団体名):
連絡先:
TEL/FAX:
E-mail:
2009 年  月  日
3 月22 日当日の行動に参加 する ・ できない ・ 未定 (どれかに○を)
タグ:裁判員制度
posted by 風の人 at 17:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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