2009年02月01日

【★必見」●辺見庸の特別インタビュー(週刊金曜日掲載)、●今夜10時EからTV特集で大阪公園の模様放映

中田です。

重複おゆるしください。
<転送歓迎>

1月30日(金)に届いた週刊金曜日に、2ページを使い
●辺見庸の特別インタビュー
『同時性のパンデミックを語る』上巻・・・【生体が悲鳴を上げている】の題で書かれています。

-----世界と日本で起きている破局的なじじつをどう捉えるべきか。
深い思索と独自の言語世界であらたな思考の地平を切り開く作家・辺見 庸が、危機と不安の時代の底流にあるものをえぐる。
上・下での特別インタビューとして掲載、------(週刊金曜日より)


たいへん骨太の、問題提起で、私自身の中にある、ずっと抱えてきた、もやもやとしている疑問に、光が照られておもしろいなーと、辺見 庸独特の深い思索に、まさに引き込まれました。

「15世紀以来の初めての巨大な波にさしかかっている」、と、時代をひも解きながら現代へ。
・「人格の崩壊と生体の悲鳴」・「レトリックとしての民主主義」
など、刺激的なことばが、提示されていきます。

(辺見)、、、「民主主義というのは果たして労働者に奉仕してきたのか、
       それとも市場・資本に奉仕していたのかという強い疑問があります。、、、、、、、、、


    、、、『人類の貧困を生産する作業に加担して、骨の髄まで腐っていないような民主主義国家は存在しない』
      というドゥルーズの言葉は、もっとわが身に引きつけて噛みしめられるべきです。、、、、、

若者たちが追いやられている虚の世界。秋葉原事件、マスメディアについてなどの考察も興味深いです。

「週刊金曜日736号」をよろしければお手にとってお読みください。おすすめ致します。図書館に置いてあるところもあります。)

 *下巻については、2月13日(737号)に掲載予定と書かれています。

**************************************************************
メーリングリストでも既に、おしらせを流して下さっていて、感謝。

重複しますが、下記のテレビも、ぜひお薦めです。

●【必見!】今夜1日、辺見 庸放映されます。

> ★ETV特集2月1日(日)  NHK教育テレビ
> 夜10時〜11時半
> 「しのびよる破局のなかで」 (辺見 庸)

> 辺見さんの大阪講演の模様が当初の予定の1時間から30分延長されて1時間半放映されます。

2004年講演中に脳内出血で倒れ、その後がんで長期入院。
久し振りの映像で姿を見ることができるので、私は今夜を楽しみにしております。(テレビは、まったく見ない生活ですが)
posted by 風の人 at 14:42 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

日曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次
Excerpt: 09年2月1日  日曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 1・テレビのテロップ{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 2・新聞記事{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 3・..
Weblog: 護憲+グループ・ごまめのブログ
Tracked: 2009-02-01 17:32

月曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次
Excerpt: 09年2月2日 月曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 1・ダボス会議{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 2・天下りとかんぽ{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 3・ク..
Weblog: 護憲+グループ・ごまめのブログ
Tracked: 2009-02-02 20:26