2009年01月02日

増田都子先生の近現代史 第18回 「高度成長と世界」報告

皆様、重複失礼します。

2008年12月27日(土)14時〜17時、湖北近隣センター、「高度成長と世界」の報告です。
長文を失礼します。

かつて「ヒロヒットラー、ゴーホーム」と言われた昭和天皇の防衛発言や、大企業がもたらした公害の歴史等、
学校の授業では余り聞けない史実も報告しますので、
驚かれた方は、悪しからず、です。

この授業は、あびこ平和ネット主催、全20回のシリーズ企画、
増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」18回目です。
「教育を破壊するのは誰だ!」と、係争中の先生なので、眼が痛い方もいらっしゃるかと思いますが、
関心のある方は、先生について、下記をご覧下さい。
「増田都子のページ」 http://www.masudamiyako.org/

今回も10名の参加者。有り難うございます。


●今月の文章●

- 1973年5月26日 皇居で増原恵吉防衛庁長官、第4次防衛計画(3次防の2.2倍)について「内奏」に対し昭和天皇が激励
「近隣諸国に比べ自衛隊がそんなに大きいとは思えない。国会でなぜ問題になっているのか。国の守りは大事なので、旧軍の悪いことは真似せず、いいところを取り入れてしっかりやってほしい」


●日本近現代史年表より
- 1956年5月1日 チッソ付属病院・細川一院長、保健所に報告「水俣病の公式発見」
- 1959年10月 細川院長、...チッソ工場排水が原因と突き止める
- 1968年9月 厚生省、水俣病をチッソ工場排水を原因とする「公害病」と公式見解。一斉検診は実施せず。
- 1973年3月 水俣病裁判、患者全面勝訴
- 1982年3月1日 チッソ元社長、元工場長の業務上過失致死罪で禁固2年執行猶予3年の有罪判決が確定

⇒水俣病、患者差別と復権の歴史を学んだ。
 アセトアルデヒド耳かき一杯で発症することから、微量であっても電磁波の被爆に対しての予防原則のことを思った。水俣病では、政府の対応の遅れが犯罪的であった。

- 1968年11月10日 沖縄革新統一候補・屋良朝苗が主席に当選。
 沖縄返還交渉で日本政府は「核(兵器)つき、基地自由使用もやむなし」発言を繰り返す

- 同月19日 沖縄嘉手納基地でB52が墜落炎上

- 1969年9月8日 昭和天皇、那須別荘での記者会見
「祖国復帰をめざす沖縄の人たちには大変同情している。政府が努力しているので、それを信頼し協力してほしい」
- 同年11月21日 佐藤・ニクソン会談で日米共同声明
◎アメリカの同盟国にふさわしい防衛分担&沖縄米軍基地自由利用

- 1971年4月11日 統一地方選挙。
⇒美濃部都知事含む、大阪、京都、横浜の革新統一首長が誕生。公害に対する市民の選択か。

- 翌、12日付「昭和天皇最後の側近 卜部亮吾侍従日記」昭和天皇語る
「東京・京都・大阪を革新に奪われしは政府ショックならん」「政変があるかと御下問あり」


- 同年6月30日 富山地裁「神通川流域イタイイタイ病の主因は三井金属工業工場排水のカドミウムと認定
- 同年9月 新潟地裁、阿賀野川流域の新潟水俣病の主因は昭和電工工場の排水と認定

- 1971年9月27日〜10月14日 昭和天皇、訪欧。各地で抗議行動にあう。
「ヒロヒットラー、ゴーホーム」のプラカード、「ていねいに頭をさげるだけで何も言わない人物」という新聞報道も ⇒オランダでは車を走らせられないほど

- 1972年7月24日 津地方裁判所 四日市ぜんそく裁判、6つの大企業(石原産業、中部電力、昭和四日市石油、三菱油化、三菱化成、三菱モンサント化成)の共同不法行為を認定

- 同年9月11日 チリで米CIAの支援を受けた軍部のクーデターにより、アジェンデ大統領は殺され人民連合政府は崩壊
⇒ビクトル・ハラらも殺された。しかし、1988年10月5日、国内外の世論に押されて軍事政権への信任を問う国民投票が実施され、チリに民主主義がかえってきた。
番組「ビオレータ・パラ 人生よありがとう〜南米 歌い継がれた命の賛歌」より
- 1975年9月21日 昭和天皇、外国人特派員団に対し日本人の価値観について語る
「広い視点から見るならば、戦前と戦後の変化があるとは思っていません。...わが国の旧憲法は、明治天皇の『五箇条のご誓文』に基づいていました。私はこの五箇条が日本の民主主義の基盤であったと信じています」
その他、戦争責任「言葉のアヤ」として否定。原爆投下「仕方ない」

- 1978年5月20日 成田新東京国際空港、開港
- 同年6月14日 元号法制化促進国会議員連盟の結成
 市町村議会での決議運動=草の根保守主義の成果



●感想
授業後、先生や先輩方と労働組合の分断の歴史、在日朝鮮人組織の分断などを学んだ。
企業国家の完成をみて、革新自治の勢力が弱まってきたことを学んだ。

連帯なくば分断の圧制と無関心にしてやられる。
かといって組織化すると権力闘争や少数派の排除がおきる。
そんなこともあるかもしれないからこそ、
不服従を貫く個人の連帯を大切にしたい。
アジアでの真の友和を目指し、
韓統連の新年会に参加してみようかと思う。

●授業に関係なくお勧めの本●
松田麻美子訳『フィット・フォー・ライフ』グスコー出版、2006年。
足立正恒『唯物論と弁証法』新日本新書、1984年。

●今後の予定●
第19回 1月24日(土)14時〜我孫子栄光教会(湖北駅南口)、「冷戦後の世界と日本」
 
第20回 近現代史学習を振り返って

皆様ぜひ、いらして下さい。

皆さんのうちに平和がありますように、
平和は私からはじまる。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●


posted by 風の人 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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