ところが、野党から死票が出ようが、「現行制度で」民主党に勝たせよ、というのが、野党支持者の間で根強くあります。小選挙区制が民主党に有利だと、考えられているようです。
民主党が勝つとしても、民主党が小選挙区の過半数でトップ当選しなければならないわけで、言い換えれば、ほとんどの場合、民主党の得票率が自民の得票率を上回らなければならない、ということ。
小選挙区制だから民主党に有利、というのは、他野党を蹴落として偽装勝利できるので有利、という意味で言うなら分かりますが、自民に対して有利である、ということはないのです。
現在、与党としての自公連合は、完璧な選挙協力をし、与党統一候補で戦っているので、与党系候補の分裂選挙で野党が漁夫の利を得るというのは、今のところ、考えられません。
現状はその逆。野党の分裂選挙で、野党が得票率で自公を上回っても、自公に勝利をもたらす弊害を残すだけです。
小選挙区制だろうが、どんな制度だろうが、ほとんどの場合、支持率・得票率で民主が自民に勝たなければ、議席数でも、民主は勝てないのです。
小選挙区制は政権交代に有利であるということはないし、政策幅を縮めるだけです。
太田光征
小選挙区制の廃止へ向けて
http://kaze.fm/wordpress/?p=215
中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164
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