2008年07月08日

比例代表制とヒトラー独裁政権

比例代表制がヒトラー独裁政権を成立させた、という主張があります。

1933年にヒトラーが連立政権を樹立する直前の1932年に行われた2回の選挙で、ナチ党は過半数を獲得できませんでしたが、いずれにおいても第一党の地位は確保していました。したがって、小選挙区制であったなら、さらに多くの議席を獲得し、ナチ党による単独過半数政権が誕生していたかもしれません。

ですから、比例代表制ゆえにヒトラー独裁政権が誕生した、という主張に根拠はありません。

議会選挙は、民意を反映した議会を構成するためのプロセスでしかありません。選挙制度でもって政権のあり方、政党制を規定するのは間違いです。問題政党・候補を排除する機能は、別に求めなければならないでしょう。

[参考]
ナチ党ヒトラー独裁政権の成立過程:ワイマール共和国のナチス
http://www.geocities.jp/torikai007/war/1943/race.html
特集・アドルフ=ヒトラー 第2章 〜政権獲得への道 1〜
http://www17.ocn.ne.jp/~senshi/hitora2.html

太田光征

小選挙区制の廃止へ向けて
http://kaze.fm/wordpress/?p=215
posted by 風の人 at 18:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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