2008年06月14日

イラク特措法基本計画延長閣議決定への抗議声明

自衛隊イラク派兵差止訴訟の会が声明を公表したので、紹介します。全野党も声を大にして、政府に迫るべきです。

太田光征
http://otasa.net/






2008年6月13日

内閣総理大臣 福田康夫 様

違憲のイラクでの空自活動「基本計画」延長閣議決定に抗議する


自衛隊イラク派兵差止訴訟の会
(代表 池住義憲)

 私たちは、4月17日に名古屋高裁で画期的判決を得た原告・控訴人らです。
 
 6月13日の閣議で、航空自衛隊のイラク派遣期間を来年7月末まで1年延長する基本計画の変更を決定したという報に接し、深い憤りをもって強く抗議します。

4月17日に名古屋高裁で言い渡された判決(5月2日確定)では、現在も行われている航空自衛隊のイラクにおける空輸活動を「現代戦において輸送等の補給活動もまた戦闘行為に重要な要素である」と認定し、1997年2月13日の大森内閣法制局長官の答弁に照らして、空自の空輸活動を「他国による武力行使と一体化した行動であって、自らも武力の行使を行ったと評価を受けざるを得ない」とし、憲法9条1項違反との憲法判断を下ししました。(判決文21〜22頁)

 今般の閣議決定は、憲法9条1項違反と厳しく指弾されている航空自衛隊のイラクでの活動を、何ら見直そうともせずに「延長」しようとするものであり、名古屋高裁違憲判決に対する明らかな挑戦です。憲法9条を逸脱した行為をあえて延長し続けることで、違憲状態を既成事実化しようとするものです。
 三権分立を蔑ろにし、立憲主義を踏みにじる暴挙です。

 名古屋高裁違憲判決は、政府が、加害者であることを私たち国民に強い続けることは、国家賠償請求の対象となる違法行為(平和的生存権侵害)となりうることも認めています。もうこれ以上イラク国民を殺戮する行為に加担しないで下さい。憲法で許されない「戦争」遂行者であることを、すぐにやめて下さい。

 違憲のイラクでの航空自衛隊の活動を定めた「基本計画」延長の閣議決定を撤回し、イラクから自衛隊を即時撤退させることを強く求めます。

以上

【連絡先】 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 
名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内
TEL:052-781-0165 FAX:052-781-4334
posted by 風の人 at 07:11 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般
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