2021年11月07日

2021年衆院選:維新の比例区得票率は14年の15.7%から旧希望の党経由で微減して14.0%と元に戻った格好

2017年衆院選の分析から、維新と旧希望の党の関係に関する部分(南関東ブロック)を抜粋・転載しておきます。

私も17年衆院選の前を忘れていましたが、結局、2021年衆院選は、旧希望の党を経由して、14年の維新の比例区得票率15.7%が微減して14.0%と元に戻った格好です。

(7)「維新」という看板が「希望」に――看板の中身は旧民進

立憲3野党以外についてみると、千葉県での比例区得票率の構成は、14年の維新の党の13.9%と次世代の党の3.6%が17年には日本維新の会の3.9%と希望の党の17.3%へと統合・再編されました。公明党の比例区得票数の減少分45,875票は自民党の増加分19,100票を上回っているので、公明の減少分は生活の党の14年衆院選の2.9%分と合わせ、一部が希望などに流れたものと思われます。
維新は南関東で14年の5人から17年の1人に激減しています。南関東で当選した希望の党議員5人全員が民進党出身です。
結局、南関東でいえば、「維新」という看板が「希望」に変わったものの、希望の看板の中身は旧民進ということになります。ついでに、南関東で当選した無所属候補も全員が民進出身です。


太田光征


posted by 風の人 at 17:37 | Comment(0) | 一般

2021年衆院選小選挙区における野党統一効果

野党統一効果.jpg日本のメディアは「悪夢の自公政権」や「悪夢の大阪維新府・市政」という評価の言葉を普及させるべきところ、旧民主党政権を批判する報道を繰り返してきましたが、2021年衆院選の結果についても、野党選挙共同にネガティブな印象を振りまきたいようです。「不発」という言葉を使って。

この「不発」という評価は、メディアが衆院選報道をさぼったことについてこそ当てはまるもので、野党選挙共同についてはまったく当てはまりません。

メディアも伝えている通り、今回は与野党接戦が大きな特徴なのであり、野党選挙共同がなかったら、多くの野党統一候補が落選したことは、誰にとっても明らかなのに、野党選挙共同の成果を客観的・正当に評価しないことは、常識的・確率的にあり得ません。

野党選挙共同に成果があったことは明々白々なのです。既存メディアが伝えないので、市民が伝えるしかありません。小選挙区における野党選挙共同の成果について、下記が分かります。

1.62の野党統一選挙区で勝利、しかもかなりが接戦であった。
2.野党候補の合計得票率が与党候補を上回っているため、野党候補の一本化が実現していれば与党候補に勝てたであろう選挙区が5選挙区に上る。
3.野党候補の合計得票率が与党候補と比べて得票率ポイント5%以内の差にあるため、野党候補の一本化が実現していればかなり健闘していたであろう選挙区が7選挙区に上る。
4.野党統一候補が得票率ポイント5%以内の差で惜敗した選挙区が34選挙区に上る。
5.つまり、勝利した62選挙区に加え、潜在的に勝利できる可能性が高い接戦区は46選挙区に上る。

このどこが「不発」なのですか。野党選挙共同の不徹底は反省されるべきですが、その成果も確認されなければなりません。既存メディアには民主主義インフラとしての責任を果たしてもらいたいものです。


太田光征
posted by 風の人 at 14:23 | Comment(0) | 一般

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